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□兄貴が先生!?[第5話]
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―――――第5話『うるさい奴が転校してきた』―――――


〜昌行〜

俺と博が朝、職員室に行くと山口先生に止められた。

達也「転校生が来たんです。みんな昌行先生のクラスなんですけど大丈夫ですか?」
昌行「転校生?」
達也「はい。なんかいっきに3人くるらしくて、しかもその3人が兄弟っていう・・・。」
昌行「そうですか。いいですよ別に。3人ぐらいなんとかなります。」
達也「なんかその子が昌行先生がいいって言ったらしくて・・。」
昌行「俺が?」
達也「そういうことなんで、よろしくお願いします。」
昌行「あ、はい。」

俺は転校生を3人迎える事になった。





転校生が遅れてるらしくて俺は先に教室に行った。

昌行「今日、転校生が来る事になってる。」
昌宏「転校生?こんな時期に?」
昌行「しかも3人いっぺんにだ。」
昌宏「3人もくるの?なんか楽しくない?快彦。」
快彦「まぁな。」
剛健准一「遅れましたぁ。」
昌行快彦昌宏「はぁ!?」

入ってきたのは剛たちだった。

健 「今日、隣の高校から転校してきた森田健です。」
准一「森田准一です。」
剛 「森田剛です。」
剛健准一「よろしくお願いします。」
「みんな森田だって。」
「ねぇ。」
健 「俺たち三つ子なんですぅ。」

ちょっと女言葉が入ってる健。みんなは笑っている。
そして俺らはビックリして固まっていた。

剛 「昌行先生、なに固まってんの?」
健 「快くんも。口開いてたら不細工だよ?」
准一「かっこええ顔が台無しやで。3人とも。」

俺がなにも言えずにいると快彦が口をあけた。

快彦「お前らなんでここに・・。」
健 「なんでって転校してきたんだけど・・。」
剛 「快くんボケたんじゃねぇ。」
快彦「ちげぇよ。なんで転校してきたんだ。」
健 「なんでって・・ねぇ。」
准一「まぁくんと博の先生振りを見に来ただけや。」
剛 「それに2人が先生だったら楽しいかなって。」

するとノックする音が聞こえた。

博 「昌行先生、今日神崎さんが風邪で休み・・剛?」
健 「あ、博くんだ。僕ね、今日転校してきたんだ。」
博 「転校・・。そう。」
准一「嬉しくないみたいやん。」
博 「うれしいよ。うれしい。ね?昌行先生。」
昌行「あぁ、そうだな。まぁ、そうだな。快彦の隣と後ろに机置いといたからそこに座れ。」
剛健准一「はいはい〜。」

うるさい奴らが来た。これから大変だ。
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