少女とマフィア
□13章
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『…他に部屋ないの?』
「……ない」
「おや?何が不満なのですか?この僕が隣なんですよ?!」
嘘だ!絶対嘘だ!だって顔が笑ってるもん!黒い笑みをうかべてるもん!もしかしてさっきのを根に持ってたり?!ちっさい男だなぁ!ヲイ
『…宜しくね、雲雀さん☆』
「……ふん」
「ちょっ!無視しないでくださいよ!!」
はぁ、ボスさんめ!覚えてろよ!やられたら倍返しが私のモットーなんだからね?!絶対恥かかせてやる!
ガチャッ
『あ、獄寺さんお疲れ(゚▽゚)/』
「…そのアホ顔やめろ。萎える」
『あ"?』
「んだよ!」
『ハゲろ獄寺!』
「っだとてめぇ!!」
『お?やんのか?喧嘩なら買うぜコノヤロー!』
「「「「(え?この2人、なんか打ち解けてない?)」」」」
「その減らず口、叩けなくしてやるぜ!!」
『そりゃあこっちの台詞じゃぼけぇ!!』
「っ果てろ!!」
…あのー、ここ談話室ですよ?ダイナマイトはまずいんじゃね?まぁ私には関係ないから知らないけど☆
ってかダイナマイトが私の頭上にあるんだけど?いやぁん、私死・ん・じゃ・う☆キャッ!
…キモ。私キモ。
…こりゃ避けるしかない!よね?
ヒョイッ…ドッカーン!
「「「「智尭っ!!」」」」
『ん?何?』
「「「「…え?」」」」
色々複雑でしゅ☆
(…智尭、お前って一体…何者なんだ?)
(へ?別に何者でもないけど?)
(一般人ではねぇな)
(いやいや一般人ですが?)
(一般人はそう簡単には避けれねぇはずたぞ)
(……キャッvVそんな見つめちゃ嫌よ☆)
(……)
(……(…やばいなぁ。リボーンに怪しまれてるよね、私。ってか雲雀さんがこっちを見てるような…気のせいかな?))
(それはそうと…隼人、場所を考えてね?)
(っ!すっすみませんっ!)
(…はぁ)
*