少女とマフィア


□01章
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こんにちは皆さん!私がイタリアにトリップしてから約一週間がたちました!無事家も確保できましたし、アルバイト先も見つかって良い感じです!
が、しかぁし!今しがた事件が起きっちゃって、辞めたんですよ…。

事はさかのぼれること数分前。





私のアルバイト先は普通の喫茶店の定員さん。時給もいいし、楽しいしやり甲斐のある仕事!

何時もどーりにお仕事してました。そりゃあもうとびっきりの笑顔でね!泣く子も黙るとびっきりの営業スマイルでね!

『いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ』

何時もどーりに注文をとるため、テーブルに近づく。するとお客の男性が…

「ねぇーちゃん可愛いね、バイトの子?なぁ終わったら俺と遊ぼうよ?」

『…は?』

私にナンパしてきたのです。自慢じゃないけど何度かあるんだよねぇナ・ン・パ☆キャハ!…うん、ゴメン。キモいね。自分でもそう思ったよ。

「今日バイト何時に終わるの?」

『お仕事中なので』

「いーじゃんいーじゃん♪」

こ、こいつ…ベタベタと触ってきやがって……!(手をね)

『ご注文をどうぞ』

「君がいいな♪」


…はは。くっせぇ台詞を言うなぁヲイ!いい加減キレるぞごらぁ!

『ご注文をど・う・ぞ』

「だから君が"ブチッ"?」

『ざけんなコノヤロー!!』

ブチブチブチ←

ははっキレちゃったZE☆




ってなわけ。え?効果音だけじゃわからない?はっ、君もまだまだだなぁ…仕方がない。教えてあげるよ!

実は私ね、思わずキレちゃって、そいつの髪の毛をぬいちゃったのよ!しかもそれだけじゃ怒り収まらなかったから前歯数本折ってやっちゃったんだ!イェイ☆


まぁ言うまでもないけどそのせいでバイト首になっちゃったんだよね!辞めたって言うか、首になったっていうほうが正しいッスね!いやぁ笑えるよね!って笑ってる場合じゃねーよ!




『バイト先、探さなきゃ…』






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