少女とマフィア
□03章
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おはようございます、智尭です!予想どうり筋肉痛になりました!ベッドから動けません!バイトどうしましょ!出ないのはまずいよねぇ。2日目にして休むなんてどんだけ?!って感じだよねぇ…はぁ。
頑張って行くとしますか。
『おはようございます、先輩』
「やっときたのね!ギリギリよ?!さぁ早く朝食を運んで!」
『はいっ』
うわお。朝からさっそく顔を拝めるのですか!やったっす!
『うぅ"!』
いったぁーい。ガッツポーズしたら足と腰と腕にきたよ!ピキッてきたよ!ハンパなく痛みますよ!…なんか私、歳みたいだなぁ。まだピチピチの10代なのに…
コンコン
『朝食をお持ちになりました』
「入っていいよ」
ガチャ
『失礼しま…っ……す』
やばいやばいこりゃやばい!この筋肉痛重症だよ!頭下げただけでこれ程痛むとは…!
痛い体を頑張って動かし、無事皆さんの前に食事を置くことができました…!
まずは一安心…
皆さんは仕事らしき話をくちぐさみながら黙黙と喋っている。つまり今の時間、私はたったまんまってこと…。
今の体にはかなりのきつさだな。でも回避は出来ないし?
「具合でもわりぃのか?」
『っ!!』
びっくりしたぁ!!俯いてたから頭をあげて、声の出所を見ようと思ったらなんとまぁリボーンのアップ←
「顔色よくねぇぞ?」
『あっいえ、そんな事はありません』
笑顔で両手をブンブンと振る私。振るたびに腕がズキズキと痛みます。笑顔が引き攣ってるかも…
ってかリボーンが私の心配をしてくれただなんて…感動!!
「…俺に嘘は通用しねぇぞ」
あら、バレてましたか!もういっそのことバラしちゃう?バラしちゃう?でも全身筋肉痛なんです!だなんて言えないよね!
だってそれいったらメイド失格だし?あは☆
「…言わねーと頭に風穴あくぞ」
おうのぉ!拳銃を向けられちゃったじゃないか!初めてだよ!拳銃向けられたの!って普通か…
『…実はですね』
今気づいたけどさ、ボスさん方も皆こっちみてね?ああ、だからさっきから静かだったのね!納得だわ!
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