少女とマフィア


□06章
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『ふわぁ〜あ』


あー、寝すぎたぁ!!寝すぎで眠い!昨日早めに寝たからなぁ…いやぁなんていうか?両手に荷物をいっぱい持ってたもんねぇ。おかげで手が筋肉痛だよー!バイトで筋肉痛にならなくなったってのによぉお?

っま、初日に比べたら全然だし、いっか☆






『おはようございます!鈴先輩』

「おはよう智尭ちゃん。今日は一日掃除をするわよ」

『はぁい!』







てなわけで、掃除してんだ!因みに今は廊下やってまぁす!高級な壷があるから慎重にやらなくてわ!


「ガハハハーランボさん登場ぉ!ん?お前だぁれぇ?」

うわ、最悪。チビランボ出てきちゃったよ。何もなく終わりそうにねぇなぁヲイ!

つーか上目遣いやめてぇ!!萌え!まぢ萌えなんですけどぉぉぉ!ただでさえ可愛いってのに+上目遣いだなんて…君は私を出血死にいたらすつもりなの?!殺人的な子ね!でもお姉さん嫌いじゃないわ!むしろ好きよ!だぁい好きよ!!


『はじめまして、智尭です』

「新しいメイドぉ?」

『はい、そうですよ』

「智尭!遊べぇ☆」



いやぁん☆誘われちゃったわぁvVでも私仕事中なんだよねぇ…

ん?いやいやちょいまて。ランボと遊ぶのも仕事…だよね?



『いいですよ、何して遊びますか?』

「ランボさん鬼ごっこしたい!」

『じゃあ私が鬼になるのでお逃げ下さい。10秒数えたら追いかけます…10、9…』

「っつ、捕まらないもんね!」





『2、1…』

さて行きますか!






「逃げきってみせるもんねっ!」

『それはどうでしょう?』

「びゃっ!」


あらあら驚いちゃってるわね!まぁそりゃ驚くよねぇ。だっていきなり後ろから私の声がしたんだもんね。

『捕まえるぞぉ〜』

「きゃー」←

『まてまてぇ〜』

「待たないもんぐぴゃ!


えー、っと。状況説明するね。簡単に言うと、ランボがこけました!しかも勢いあったからそのまま顔面スライディング!!


「うわぁああん!」


泣いちゃったじゃないかコノヤロー!どーしてくれるんじゃボケェ!!って言っても転んだのは本人だし?

『大丈夫ですか?』

「痛い"ぃ"〜!」

ギュッ



きゃー!私に抱き着いて来たぁ!!かぁわぁいぃいぃvV鼻血でるっつーの!

…でもね、ランボ。鼻水つけるのは止めてほしぃなぁ☆抱き着くのは全然OKなんだけどね?っあー!ほらほら糸ひいてるじゃないかぁ!!糸!


『よしよし、痛くない痛くない』

「うっ…智尭っ」

『ん?』

「智尭が…」


ボフンッ





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