少女とマフィア


□08章
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『いらっしゃいませ、ご主人様』



…え?何をやってるかって?ハハッ!バイトに決まってるじゃないか!バイトだよバイト!その名も…“メイド喫茶”正式には“モエモエニャンニャン部”って言う…いやさ、時給が良かったし、ついつい…ね?


あ、メイドっちゃあメイドだけども、店名にニャンニャン入ってるし、大体分かるだろうが猫耳+七宝もついてるんだ!メイド服も超ミニミニ☆私の美しい足かあらわになっちゃってるわ!…うん、ごめん。そんな目でみないで…悲しいから!

「君可愛いねぇ☆新人ちゃんかにゃあ?」


え?…キモッ。なにこのおでぶ。ニヤニヤしとんじゃねぇわボケェ!ハゲにすんぞ!コノヤロー…と、いかんいかん。今は仕事中。これは仕事なんだ!堪えろ!堪えるんだ智尭!!


『そうですにゃ☆』


うわー…自分キモッ!何言っちゃってるんだい?今なら自分を冷ややかな目で見れるかも!


「おぉそうでちゅかぁ!」

『よろしくにゃ?ご主人様☆』


…なぁんか自分を失っているような気がするんだけど…戻ってこぉい!私ぃぃ!!
















『いってらっしゃいませ、ご主人様☆』

「うん、いってきまちゅね!」



もう二度とくんなっ!なんか…一人相手だったのにものすご〜く疲れた…。メイド喫茶って以外に大変なのね。


『……』

あら?……げ、幻覚がみえる!ありえないよね!ありえないよね?ナッポーがここにいるだなんて…!ナッポーは変態って説があるけど、事実なの?事実なの?事実っぽいけど、実際どうなの??あれはナッポーじゃないよね?ただたんに似ているだけだよね?!


「クフフ、今日も可愛いですね」

「骸様は今日もカッコイイですにゃ!」

「ありがとうございます」


本人だったぁぁぁ!!…しかも常連客でしたよ!まさか常連客だったとはね!でもまぁナッポーだし?←

あぁどうか、どうか私に気づきませんよーに!ってか私の事覚えてるのか?…忘れられてるほうがいいけど、覚えていて欲しいなぁ。だって忘れられてたら悲しいじゃない?私ってほらっガラスのハートだからさ☆

イェーイvV☆







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