小説

□お母さんへ
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「お母さんお母さん
 私、お嫁さんになるんだよ」



小さな教会で 結婚式を挙げたいな

子供の頃からの夢だった

彼は最初 ガラじゃねぇって怒ってたけど

結局は 私の願いを叶えてくれた

いつも 私の歩幅で歩いてくれる

優しい優しい 顔面ピアスの王子様

「レビィ・レッドフォックス」

うんうん

韻を踏んでてイイ感じ

あははっ 本の読み過ぎかも

いろんな所に一緒に行こうね

可愛い子供もたくさん欲しいな

これからは

一緒に笑って 一緒に泣いて

おばあちゃんになっても並んで歩くの

ずっとずっと一緒にいてね

私よりも長生きしてね

ありがとう 私を選んでくれて

そしてお母さん

ありがとう 私を産んでくれて

私は今 とっても幸せです



「お母さんお母さん
 どこかで見ていてね
 私、明日お嫁さんになるの」


--END--


***************

胸キュン話書こうと思ったら、こっ恥ずかしいポエムに……何故だ。
原作ではレビィちゃんの両親って生死すら不明ですが、
結婚式前にこうやって親に想いを馳せてくれたら嬉しいなぁと。
さぁ皆でお祝いに駆けつけようZE。
ガジル君にライスシャワーを力一杯投げつけてダッシュで逃げるんだ!!

お幸せに、子供いっぱい作ってね♪←コラッ

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