小説

□my little girl
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「小さな教会で 結婚式を挙げたいな」

はっ バカが 

冗談だろ ガラじゃねぇんだよ

・・・オイオイそこまでしょげるか?

俺はあっさり白旗を揚げた

今回だけだぞ…って 何を言ってんだ俺は

当たり前だろうがよ

俺は誰にも負けねぇと いきがってみても

コイツには どうにも弱い

だが それも悪くないと

甘んじている自分に驚く

今思えば 灰色だった俺の記憶は

お前に出会って 鮮やかに色付きはじめた

色気もねえし ほっそくて小せぇが

大きな瞳 くるくるとよく変わる表情

意外にふっくらとした体つき

……何だ可愛いじゃねぇか

いや 今のは忘れろ

もしもお前が望むなら

でき得る限り叶えてやろう

もしもお前と引き換えならば

この命 紙切れのように捨ててやる

こんな事 意地でも言わねぇ

そもそも 言葉にするもんじゃねぇ

どうしても知りたきゃ

お前が俺を看取る その時に教えてやろう

だから 俺より先に逝くのは許さねぇ

いいか 二度とは言わねぇ

耳かっぽじって聞きやがれ


「レビィ 明日からは
 俺の名前をくれてやる
 一生俺から離れんじゃねぇぞ」


--END--


***************

どんだけ210話好きなんだよ私…。
ってかガジルさんはこんなポエマーじゃない!!
完全に私の妄想なんで、お許しを…;;

すっかり生活にまみれてトキメキ何それおいしい?な私に、
エロより恥ずかしいこんなもん書かせるとは…
やはりこの2人には何かあるな。

はいはいポエ夢はおしまいですよ〜サーセンでした!!
次こそはガジルさん暴走話を…!(あくまで予定は未定)

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