裏小説
□離れない
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(う、嘘でしょ!?絶対無理だよ…)
レビィは、これから自分が受け入れるであろうそれを見た瞬間、軽い眩暈を覚えた。
それから約一ヶ月。
何度か体を重ねる機会はあったが、その度に痛みで泣き叫ぶレビィに、相手の男……ガジルは決して無理強いをしなかった。
大好きな人と結ばれるはずだったのに、こんなの聞いてないよ!!彼女がしょんぼりと肩を落としていると、
「お前が苦しんでると、俺も萎えちまうからな」
ガジルはそう言って、レビィの小さな頭にポンッと手を置いた。
(萎えるって…///もうちょっとオブラートに包んでほしいなぁ)
そう思いつつも、レビィは嬉しかった。
ガジルがいかに自分を大切に想ってくれているかは十分に伝わってくる。
この状態でお預けをくらうのは、男性にとってかなりの苦痛であるはずだ。
何としてもそんな彼の気持ちに応えたい。
何より、彼をなかなか受け入れられない自分が悲しくもあった。
「いつも本当にごめんね、ガジル…今日は絶対、やめなくていいから!」
「んな事ァ構わねえからよ。とりあえず、力抜け。」
「ん…分かった。」
ぶっきらぼうな口調とは裏腹に、ガジルの行為は驚くほど優しい。
ゆっくり、ゆっくりと。時間をかけて、レビィの緊張をほぐしていく。
彼の無骨な指が…舌が…レビィの身体の、ありとあらゆる場所を愛した。
湧き上がる快感の波に、レビィは身震いして背中を反らせる。
ガジルは、彼女の胸元に舌を這わせながら、その背中の美しい曲線を指でスゥッとなぞった。
「んっ…ぁああん!!」
我慢していたつもりが、予想外の刺激に思わず大きな声を漏らしてしまう。
レビィは我に返り、急に恥ずかしくなった。(どうしよう、変に思われたかな…///)
一瞬、動きを止めたガジルと目が合った。
「俺しか聞いてねぇだろうが。もっと…声聞かせろよ」
レビィの少女のような愛らしい外見と艶かしい声とのギャップに、ガジルの扇情は煽り立てられる。
彼女の小さな入り口に、彼は自分自身の先端をあてがった。
「無理だったら、すぐに言えよ。」