リクエスト作品

□お気に召すまま
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レビィとの新婚旅行から帰った翌日、ガジルは休む間もなく、リリーと共に仕事へと出かけて行った。
その三日後、とりあえずの新居(今までガジルが暮らしてきた家)から久々にギルドに顔を出したレビィに、親友のルーシィが早速駆け寄ってきた。


「レビィちゃんおかえり〜vvvどう、旅行は楽しかった?」

「ただいまルーちゃん!!…エヘヘ、お蔭様でとっても楽しかったよ///」

ルーシィの後ろから、エルザとカナもやってきた。

「それにしてもガジルの奴、帰ってきて早々に仕事に行ってしまうとはな。新婚なのだから、もう少しゆっくり休めばいいものを…。」

「うん…私もそう思ったんだけど…。大きな家をね、建てたいんだって。」

「は!?」

「リリーの部屋も作ってやりたいし…そのうち、こ、子供達の部屋もいるから…///ガッツリ稼いでくるって言って、すぐに出かけちゃったんだ。」

「……へいへい、ごちそうさん。それで報酬のいい討伐系の仕事を選んでた訳かぁ。お熱いこって、羨ましいねぇ〜vvv」

カナの冷やかしに「全くだ」とエルザが頷く。

真っ赤になって俯いてしまったレビィに、ルーシィがすかさず助け舟を出した。

「まぁまぁ、いいじゃない新婚なんだし;;それよりレビィちゃん、これからちょっと時間ある?」

「えっ?う、うん、大丈夫だけど…??」

「私達、三人とも今日は珍しく仕事がないんだ。よかったら、一緒に買物でも行かない?皆からとは別にもう一つ、結婚祝いに何か選んであげるよ!!カナもエルザも、いいよね!?」

「当ったり前じゃん!!イイね〜行こう行こうvvv」

「珍しいメンバーだが、たまには女同士で買物というのもいいものだな。」


こうして四人は、マグノリア郊外に最近できたというショッピングモールへとやって来た。
そこには様々な専門店や飲食店が立ち並び、午前中にもかかわらず大勢の家族連れやカップルで賑わっている。
あれも可愛いこれも可愛いと話に花を咲かせながら、しばらくウィンドウショッピングを楽しんでいると、エルザの足がとあるランジェリーショップの前でピタリと止まった。
何かが目に止まったらしく、彼女は無言でスタスタと店の中に入ってゆく。
残された三人は顔を見合わせ、とりあえず後に続くことにした。
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