リクエスト作品
□お気に召すまま
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レビィの言葉を聞き、ガジルは改めて、愛しい新妻の足先から頭のてっぺんまで凝視した。
出会った頃は少女のようだった身体つきは、今や大人の女性らしく、引き締まった上にも程よく脂肪が乗り、ふっくらと丸みを帯びている。
まさに今食べ頃を迎えた旬の果実が、綺麗にラッピングされているような錯覚を覚え、彼はゴクリと大きく喉を鳴らした。
バスタオルを投げ捨てると、身体の中心から突き上げるような衝動にまかせ、レビィを一気にベッドの上に組み敷いた。
「きゃぁっ!?」
今までにないほど荒々しいガジルの呼吸は、獲物を捕らえた野生動物を思わせ、レビィは身動きがとれなくなった。
燃えるような赤い瞳に見据えられ、目を逸らす事もできない。
「こんな明るいうちから、するの///??」
「駄目だ、我慢できねえ…っ!!!」
「あ、あのね…。いやらしい女だって、軽蔑しない……??」
涙を滲ませてレビィが発した意外な言葉に、ガジルは一瞬フッと表情を和らげた。
「軽蔑はしねぇ…が、確かにいやらしいな。」
「!!!」
「冗談だ。」
レビィの耳元に唇を近付け、低く掠れた声で囁く。
「すげえ可愛いぜ?……たまんねぇ」
熱く濡れた舌を、そのまま彼女の耳の中に侵入させた。
「やだっ、やめて!!!汚いよ、そんなトコ……あっ///」
「馬鹿野郎、お前に汚ねえトコなんかあるかよ。」
耳を舌で弄びながら、レビィの内腿を撫でていた手をゆっくりと下に滑らせ、足首を掴む。
舌を耳元から離すと、ガジルは掴んだレビィの足首を口元に引き寄せ、足の指を一本ずつ丁寧に口に含んだ。
少し強く吸い上げられるたび、口内の牙が指先をチクリと刺激し、その度に全身が麻痺してゆく感覚に襲われる。
もはや、レビィの身体にガジルの舌が這っていない部分はどこにもなかった。