リクエスト作品

□お気に召すまま
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その翌日の午後。
ルーシィとカナは仕事を終えてギルドに帰る道すがら、今日の成果を意気揚々と語り合っていた。
S級試験でコンビを組んで以来、お互いに絆を深めた二人は、こうして共に連れ立って仕事に出かける事が多くなっていた。

「やっぱり、カナと一緒だと仕事がやりやすいわ〜vvvアイツと一緒だと、満額報酬もらえた試しがないんだから、全く;;」

「まぁまぁ。ナツだって、昔に比べたらちょっとは我慢がきくようになったんじゃね?先は長いんだし、気長につきあってやんなよ!!」

「ま、まぁね///」

「……おっ、あれレビィじゃないか?そういえば、ガジル昨日帰ってたらしいじゃん!!なるほど、それでこんな遅いご出勤かぁ〜。」

「もう、カナってば…やめなよ;;」


レビィも二人に気付いたようで、嬉しそうに手を振って駆け寄ってきた。

「昨日は、本当にありがとう!!二人とも、今仕事から帰ったの?」

「まぁね!!……それよりさあ、あたしたちの気持ち、喜んでもらえた??」

「えっ!?」

「またまたぁ〜、旦那きのう帰ってきたんでしょ〜??で、どうなのよvvv」

「あっ…ごめん;;、せっかくもらったのに、あれボロボロに破けちゃって……。」



「「…………え!?」」

「ボロボロに…?」

「破けた……;;?」

眉をひそめる二人の視線に、ハッとして自らの失言に気付いたが時すでに遅く。

「あっ!!!わ、私もう仕事探しに行かなきゃ…頑張って稼いで、家買わないとね!アハハハ///……さ,先行ってるね―――!!!!!」

それだけ言い捨てると、レビィは一目散にギルドの方に駆け出して行ってしまった。



「………結構、激しいんだな…。」

「えっ…と///……深追いはやめましょ;;」

親友の思わぬ暴露に、見かけによらず純情なルーシィは真っ赤になってしまっている。
あっという間に小さくなっていくレビィの背中を、二人はただ、呆然と見送るしかなかった。


--END--


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ベビードールを着たレビィちゃんの挿絵は、青のはるか様より頂きましたvvv
(青の様の大人向けサイトは、こちら⇒陽だまり。
あまりに素敵なイラストに、私のただれた脳内では色々な妄想が膨らんで仕方がなかったのですが、
迷った末に「ネットリ言葉攻めバージョン」に落ち着きました;;
青の様、素敵なリクエストをありがとうございましたvvv
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