リクエスト作品
□お月様は知っている
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翌朝、二人はリビングで遅めの朝食を摂っていた。
二日酔い気味のせいか、いつもより口数の少ないレビィを心配して、ガジルが声をかけた。
「大丈夫か?まだしんどかったら、今日はここで寝とけ。俺ァ仕事に行ってくるからよ。」
「ありがと、でも…少し休んでから、後で私もギルドに行くよ。」
「そうか…。ま、無理すんなよ。」
「うん。………ところで、きのう私すぐ寝ちゃったの?」
「あ!?覚えてねぇのかよ??」
「う―――――ん……おぶってもらった所までは、何となく…。私、酔っぱらっちゃったの生まれて初めてだったし、何か、変なコトしてなかったか心配で;;」
「……………別に。いつもと変わんねぇよ。」
「そ、そぉ!?よかったぁ〜vvv」
実は根が真面目なガジルは、(状況が状況だったとはいえ)酔った彼女に手を出してしまった事に多少の罪悪感があったのだが…。
同時に、昨晩のいつになく大胆なレビィの姿がチラリと頭をよぎる。
(ふ………複雑だぜ……;;)
不埒な考えを打ち消すように軽く頭を振ると、彼は仕事に出かけるために席を立った。
--END--
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レビィちゃんの過去のお話、いつか原作でやってくれないかなぁ〜。
甘えん坊…というか、大胆になってしまったレビィちゃんでした。
零様、とっても素敵なリクエストをありがとうございました!