**Hide and Seek** sungyeol
□遅刻。
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*You side
「遅くなってしまってすみませんでしたっ!!!!!!!」
店長に深々と頭を下げる。
「遅刻なんて名無しさんさん一度もしたことないから、何か事故にでもあったんじゃないかって心配したのよ? 」
「うぅ、ごめんなさい…。」
「まぁ、今日はスタッフも多かったし。次から気を付ければいいわ。ほんとに事件に巻き込まれたりしていなくてよかった…
あっ!でも同期の彼女はご立腹かもしれないわよ?
ぺごぱーっ!!!って嘆いてたから。ふふっ」
そう言い残して店長はお店へ戻っていった。
同期の…?
ソ、ソヨンちゃん!!!!
私の休憩が終わったらソヨンちゃんと交代の予定だった。
その事を思い出してひとり慌てているとお店に出る側の扉が開き、そこにソヨンちゃんが立っていた。
「ずいぶん長ーい休憩だったね?」
にっこり笑ってそう言うけど
目が…目が笑ってないー!!!
「あああソヨンちゃ…「もーねーっお腹空きすぎて倒れるかと思ったわ。」
「ご、ごごごめんーーーっ!!」
背を向けてしまったソヨンちゃんにすがり付くようにして謝る。
「ぷっ!うそ。いいよ別に忙しくもなかったし。」
くるっと振り返ったソヨンちゃん、
今度はちゃんといつもの彼女の笑顔だった。
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