Ichigo's Birthday♪

□魂(こころ)は君を覚えてる 4
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―君とは本当に初めて逢ったのかな


恋次side

今日も定時に仕事を終わらせて檜佐木先輩達と飲みに来ている。


乱:そういえば恋次、今日から新しい席官来たのよね?

恋:そうっすよ〜(笑)

修:一護いいよな〜。癒しじゃん

恋:へ?なんで先輩、一護のこと知ってるんですか?

修:あ…?あ゛っ!?え、いや…る、流魂街で、だな

恋:一護は朽木隊長のいとこだし流魂街にいるはずないですよ?

乱:一護は結構瀞霊廷に遊びに来てたのよ(笑)そのたびに迷って色んな隊舎に行ったりしてたから皆知ってるの

恋:へぇ…。そんなに有名なのに俺全然知らなかったっす

イ:ここ1年は来てなかったしね(苦笑)

恋:吉良!

イ:遅れてすみません。仕事が片付かなくて

修:お互い忙しいなぁ…。

恋:藍染たちの反乱がありましたからね(苦笑)


…あれ?藍染を殺したのは誰だ…?何で出てこない…?あんなに苦労して、無茶苦茶な力使って。どうして思い出せないんだ。俺にとってもうそんなに遠い記憶なのか…?


恋:先輩、

修:んぁ?

恋:あの、藍染殺ったのって誰ですっけ?

修:……。

乱:…。

イ:…。

恋:え?な、何すか!?

修:いや、終わったことだ。もういいんじゃね?(汗)

恋:ま、そうっすね

乱:今日は飲みましょ!

イ:昨日も飲んだじゃないですか!


その日はそのまま乱菊さんに浴びるように飲まされて、記憶がない。ただ、朦朧とした意識の中で、先輩の“お前ならきっと思い出せる”って切ない声を聞いたのだけは何故かはっきり覚えている。いったい俺は何を忘れてるっていうんだろう…。
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