Ichigo's Birthday♪
□魂(こころ)は君を覚えてる 2
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白:いつも通りで良い。一護には辛いかも知れぬが、私が助ける。隊に来るのは気持ちの整理がついてからで構わない。
一:白哉…ごめん。
白:謝らなくてよい、私達はもう家族だ。あとこれは私達二人からのお願いだ。我が侭でもなんでも言え。此方では大人にならなくていい。
一:…うん。
白哉は優しかった。頭を撫でてくれた手も、掛けてくれた言葉も。その優しさは父親でも恋人でもなく、お兄ちゃんみたいな優しさで。素直に返事が出来た。
白:あとこれは一護の伝令神機だ。好きに使うといい。私達の番号は入れておいた
一:ありがとう
白:では私は仕事に行ってくる。一護、ゆっくり休め。身体が大丈夫そうならルキアに瀞霊廷を案内してもらうといい。ではな。
ル:行ってらっしゃいませ、兄様
白:あぁ
一:……あ、あの!い、行ってらっしゃい、白哉…兄…
白:っ!?…あぁ、行ってくる(微笑)
俺が白哉のことを白哉兄と呼んだのは、家族と言ってもらえたのが嬉しかったから。それに、俺はもうこっちの世界の住人だ。なら、こっちの家族が出来て当たり前。だから俺からみれば白哉は兄貴でルキアは姉貴だ。
ル:兄様のあのような顔久しぶりにみたぞ(笑)どうする、もう少し寝るか?
一:ううん。瀞霊廷案内してくれる、ルキア姉?
ル:なっ!?…あぁ。では今日は各隊舎を覚えよう(微笑)