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□西ロマ 画面の中に。
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＊ヴェネチアーノ目線＊
オーストリアの家。
豪華な庭で、スペインと
オーストリアが話している。
―何話しているんだろう?
ていうか、兄ちゃんいないのかな･･･
ヴェネチアーノは影から2人の様子
を伺ってみた。
「な･･･なあ･･･
ちょっと、ロマのことで相談
なんやけど･･･。」
―兄ちゃんのことで?
どうしたんだろう･･･。
何かしちゃたのかな?
それとも、スペイン兄ちゃんが鈍感だから?
「相談･･･ですか?
何です?」
オーストリアは紅茶を片手に話す。
「あ･･･あのな?
イタちゃんて、は･･･
″反抗期゛･･･ってきた?」
―は･･･反抗期?
いきなりスペイン兄ちゃんは何を言って
いるんだろう。
「反抗期･･･ですか?
私に反抗してきたことですか･･･
そうですね･･
ん･･･それらしい事はないですね･･･」
―いや、だって･･･っ
反抗したら、潰されちゃうもん!!
あわあわと、汗を流すヴェネチアーノ
「あの･･あのなあ?
いや、そう決まったわけやないん
やけど･･･。
何かこの頃ロマがいつもと違うって
言うか･･･?」
「ていうか･･･ロマーノ君の場合年がら年中
反抗期な気がするんですが?」
「いや、反抗っていうかな!
違うねん!
何か･･･反抗やないんやけど･･」
「はあ･･･どうゆう事か話してみてください
この御馬鹿さんが･･」
―あわわ!? 兄ちゃんが反抗?
ていうか本当いつも反抗してるけど･･･っ
「んーとな?何かなあ?
昨日の事なんやけど･･･」