□夢と現実
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今日のソニックはいつもより僕に甘えてくる。



「なぁシャドウ…」



「どうした?」



ソニックが僕にすり寄ってくる。
その動きが何かと厭らしい。



「お願いがあるんだが…」



そういうソニックの頬は紅潮していて、体をもじもじさせてる。
その行動が可愛いと思ったことは心の隅に置いておこう。



「あ、の…その…実は俺……欲求不満なんだ…」



「そうか………














………は!?



僕は耳を疑った。いや、本当に疑ったくらい驚いた。
普段こんな恥ずかしいセリフを言わないあのソニックが…こんなセリフを言うとは…!!!

これは夢なのか…!?
いや夢だ。これは夢だ。


頬を抓ればピリリと広がる痛み。夢ではない。
そのとき、ソニックが僕の頬にキスをした。



「………ソニック…っ!!」



こちらを見るソニックの目は潤んでいて、ひどく熱を持っていた。



「…俺を犯して…?」



その言葉は僕を煽らせるには充分だった。
本能が剥き出しになるのが分かる。



「…後悔しても知らないぞ?」



僕を煽らせたのだからな。


そう言って僕はソニックに深く、濃厚なキスをした。





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