表
□幸せデュオ
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シャ×にょたソニで妊娠ネタ
俺とシャドウはまだ結婚したばかりの新婚夫婦。
まぁ…それなりに夜の情事もしたわけであって…まぁ、あいつのキスは翻弄されるかと思ったくらい上手で…って!!なに変態思考に話が進んでるんだ俺っ!!
と、とりあえず元に戻ろうか…。
今、俺はとんでもないことに気付いてしまった。
「……Noooooooーっ!!!!!」
…オ、Oh my god…!
なぜ今まで気付かなかったんだ俺…!!
「…どうかしたか?」
俺の様子にシャドウが心配をしてくれる。でもシャドウにはまだ言いたくない。というか言えない。ここ2か月くらい月のモノが来てないなと思って医者に行ってみたら妊娠していたなんて。
「い、いやなんでもないっ!!」
「…なんだ?」
「いや、何でもないぜっ!?…あ、洗濯するの忘れてたっ!」
「(怪しい…)洗濯は僕が今朝やっていただろう。」
ギクリ。
馬鹿っ!!今、墓穴掘ったぞ!
「そ、そうか?最近ボケてきたのかな…?」
「まだそのような対象の年齢ではない。」
…ど…どどどどうしよう…。
明らかにシャドウは俺を怪しいと疑っているし!
けれどまだシャドウには言いたくはない…
「何があった?」
シャドウがずいっと俺に迫る。
「…い、いや何でもないぜ…」
思わずもじもじとしてしまう俺。
そしたらシャドウはとんでもない発言をした。
「言わないと今すぐ襲うぞ。」
Noっ!!、それだけは勘弁だっ!!
「わ、分かった!ちゃんという「分かればよろしい。」…じ、実は…二月前から月のアレが来ないんだ…。」
「…来ていないだと?何か悪いモノでも食べたのか?」
それを聞いた途端、本気で心配し始めたシャドウ。
どうやら彼はこの原因について何も知らないようだ。
ああ…恥ずかしい…
けれど俺は決心を決めた。
「違うっ!!…そんなに酷い病気じゃねぇっ!……というか…」
そしてシャドウの耳元に唇を近づけ、ボソッと囁いた。
「……妊娠した」
シャドウはというとその言葉を聞いて、
「…!!?………………――――」
カチーンッ!と効果音が響くが如く、フリーズしてしまった。
…あれ?
「シ、シャドウ……?」
眼前で手を振ってみたが反応なし。
「ど、どうした…?」
その時、シャドウはやっと我に返った。
「……っ…!…そうか…。」
じわり、じわりとシャドウは言葉を紡ぐ。
「聞いたとき、驚いて声も出なかった。…僕と君の子がここにいるのか…」
シャドウは俺の腹をやさしく撫でる。
「…俺とシャドウの子が、な。」
俺がそう言うとシャドウはふっと優しく微笑んだ。
その笑みに少しドキッとしてしまう。
「正直、驚いたのだが僕は嬉しいと思う…。」
「俺も最初、医者から聞いたときはびっくりして口が塞がらなかったぜ。」
けどな、俺はシャドウにそっと抱き付く。
「今、俺はとっても幸せだ。」
俺は奴の頬にキスをしてやった。
そうすれば奴は唇にキスを返してくれる。
『…愛している』
それは幸せのひと時。
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