心の音

□1話。
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「うわぁーん!帰りたい、寝たい、跳びたい、ジャンプしたいッ!!」

「ヒャハハ なんだよ跳びたいジャンプしたいってww」

あたし、卯月夕は隣の席の倉持のツッコミを軽くスルーする

「お前はー僕を熱くスルー(テニミュ:あいつこそがテニスの王子様空耳)ってわけで倉持。クロスチョ―――ップ!!」

「ヒャハッ 誰が当たるかw」

「憎たらしい奴め!!」

これがあたしの朝の日常

あ、歌は歌ってないよ、格闘だけ☆

こんなバカなことをしてもこれがあたしの素の姿

バカと言われるけど、テストでは万年2位の座を誇っているのだ!

あ、今万年2位で笑ったでしょ?

今すぐこの場で土下座し(ry

はい、話戻して今バトルしてるのは倉持洋一と言う名のアホ

なんと彼は野球部万年補欠なのさ(`・ω・)←

うん、嘘w

倉持は野球部でショートを守ってる

そしてあたしの好きな人でもあったり…//

うっわぁヤッバイかっこいい倉持!!←

でも不器用なあたしは毎日毎日小学生が好きな女の子にチョッカイ出すようなことしか出来ない

だって恥ずかしいから!

「食らえ!ファイヤーキィ――――ック!!」

「ただの飛び蹴りじゃねぇかw」

ツッコミをされたあと倉持がポンと頭に手を乗せてきた

うわぁぁぁぁぁぁぁっ///

どこのラブコメだ馬鹿野郎ー!!

「うわー!倉持のバーカバーカ!堕ちろ!」

「ヒャハハハハハ♪」

そんな幸せな時間も先生が入ってきたせいでぶち壊しだ

「お前ら席着けー。ときに卯月。お前は女を捨てるな」

「Σ捨ててません!此があたしの本当のs「先生ー、ホームルーム始めましょー」倉持!」

あたしの言葉を遮るなんて倉持…

なんだそのしてやった顔!

殴るぞコラ!

「お前ら仲良いなー」

なんて後ろの席の御幸に言われたからとりあえずファックってやった

「とりあえず、転校生を紹介するぞ」

先生の一言でクラスがざわめく

「女?」

「えー、そこはイケメンっしょーw」

「うわ、面食いーw」

「ほら静かにしろ。じゃ、入ってこーい」

ガラッ

一気に視線がドアに集中する

教室に入ってきた子は黒髪で、くるんとした髪を2つに束ねた子だった

そしてわかることはあたしより背が高いということ

そして香水の匂いが半端じゃないことと厚化粧だということ

あたしの隣の席の倉持を見ると明らかに顔がひきつっていた

御幸も香水の匂いがキツイのか知らないが顔色が悪い

「咲崎夏美だ。じゃあ簡単に自己紹介をしてくれ」

「はぁい。えっとぉ、咲崎夏美って言いますぅ。これからぁ、よろしくねぇ」

可愛いと言う声も聞こえる

いや、でも、え、香水の匂い平気なの!?←

「席は倉持の右隣な」

「Σえっ;」

自分の隣には来ないと思っていたのか、倉持が驚いている

「よろしくねぇ、倉持くぅん」

「え、あ、よ、よろしく;」

顔が真っ青な倉持

「夕、席替われ」

口パクでそう言ってくる

「やーだーよーだ!バーカバーカ」

「うぜぇぇぇっ!!」

「あのぉ、」

倉持で遊んでいると咲崎さんに話しかけられた

「なに??」

「えっとぉ、名前教えてもらってもいいかなぁ?」

「あ、うん!あたしは卯月夕だよ」

「じゃーあ、夕って呼んでもいい?」

首を少し傾げながら上目遣いで見てくる

あたしこの子苦手かもしれない…;

でも仲良くしないとね!

「夏美のことは夏美でいいからぁ」

「うん」

短く返事を返して先生の話を聞いた









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