07/30の日記
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ご来訪の皆様に、セコい暴露と小さな願い
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このページを開いてくださった来訪者様、ありがとうございます。
このたび私、かねてから計画されていた『seafaring life』のmayu様とのコラボ企画を、今夜、ようやく更新させていただく運びと相成りました。
…ですが正直なところ…
この企画が存在しなかったら、この『しがない恋海妄想』というサイト、もう閉じてしまおうかなとも思っていました。
“妄想をして、それを文字に起こし、物語を作る…”
時間もアタマも気も使い、果ては寿命を削るような苦しい思いを感じるほどの生み出し作業ではありますが、それは所詮、好きなことをしての苦しみですから、楽しい苦痛…と言えると私は思っています。
…でもこの物語を更新した時から、書き手の別の苦しみが始まるのです。
以前、私は新ブック収納の『恋・愛・小・説』というお話の中に、書き手の気持ちをやんわりと綴った『独り言』という文章をひっそりと掲載いたしました。
更新した話への反応の無さ
それはつまりその話を“否定”されているんだ…という内容です。
それに対して反応を見せてくださり、その後、無記名ながらも“気持ち”を伝えてきてくださる方も現れました。
しかしあとは殆ど変化が見えず―――
…恥ずかしながらも、ここで暴露いたします。
新作をアップすると、ウチのサイトには多い時で100人前後の来訪者があります。
内、拍手等の反応を見せてくださる方は大抵6人前後の方たちです。
…大多数の方が、読み終えるとそのまま立ち去ってしまうのです。
フォレスト自体が書き手側・読み手側共に“無料”なので、そのまま読み散らかしていってよいものなんだと思われている方が殆どだと思います。
…書き手は、そんな現状にとても心を痛めています。
心を込めて書き上げた大事な物語が、何の反応も示されないまま読み捨てられてゆく。
これは何も特殊な状況ではありません。
誰にでも置き換え可能なことです。
一生懸命にやったこと・相手に喜んでもらえるかなと、やってみたこと
これが相手から何も反応を見せられずに、それこそ無かったかのようにスルーされてしまった。
そう考えれば、おのずと私たち書き手の気持ちを分かっていただけるかと思います。
誤解しないでいただきたいのは、私達は“賞賛”が欲しいと言っているのではないということです。
ただ、自分の書いた物語がどう思われたのか。
どこに何を感じてもらうことが出来たのか。
…そんな程度のことが知りたいのです。
そしてそれをいただくことは勉強にもなりますし、勿論“次”への活力にもなりますし…
なにより、自分がここで書くことを許された、と、一時的にではありますが、そういう判断ができるものになるのです。
反対に。
反応を示さないまま読み続ける
この心無い行動を続けられた書き手は、私を含め、段々と書く気力を失ってゆきます。
好きだから続けたい。でも反応の無さに耐え続けていく自信がない。
…そういった理由を内に秘めて、サイトを閉じてしまわれた書き手の方も、きっと今までにいらっしゃることと思います。
純粋なる読み手の皆様は、何を思ってこういった二次小説サイトにいらっしゃるのでしょうか?
「自分の好きな話をもっと読みたい」と思って、巡っていらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、書き手にもいろんな方がいらっしゃるはずで、皆が皆、私のように思っている訳ではないであろうことも一言書かせていただきます。
しかしそんな方たちでも、寄せられるコメントに対しては私達同様、無上の喜びを感じていることだと私は確信しています。
…私も書き手の一人として、お付き合いのあるサイト様には名前を出して“気持ち”を伝えさせていただいています。
残念ながら交流の無いサイト様には
…ウチは、こんな需要の少ない、萌えるお話が書けないサイトでありますし、性格上、堂々と名乗ることがなかなか出来ない人間なので…
拍手だったり、無記名のコメントをお送りして気持ちを伝える…これだけにとどめさせていただいている次第であります。
…ここで私自身の話に戻らせていただきますが。
更新直後にいただく6人くらいの方の拍手の他に、たまにだいぶ経ってからポツリと拍手をいただけることもあります。
姿は見えずとも、その方たちには大変感謝をしています。
そしてその他の方々に、先ほどまでとは違ったお願いを今からしたいと思います。
私は私の書く話を好きだと、もっと読みたいと言ってくださる方を大事にしたい。
…そういう方だけに、苦労して書き上げた話を読んでいただきたい。
…ですからそれ以外の方々、どうぞ、こんなサイトには早々に見切りをつけて…
…存在すらもあなたの中で消してしまって…
ご自分の好みにあった他のサイト様のところへお行きになって、その方々にぜひエールをお送りください。
また、ウチの話をまだこれから初めて読むとおっしゃる方々。
二作程度読んでいただいて、好みに合わないなと思いましたら、上記と同じく、このようなサイトは速やかに見限って、他の素敵なサイト様をお巡りください。
最後に…
コラボ企画をくださったmayu様。
mayu様とのこのご縁が、良い意味での“枷”となり、もうしばらくサイトを続けていく気になれました。
感謝いたします。
そして善良なる読み手の方々に、不可抗力とはいえ辛らつな言葉を浴びせてしまったことをここで謝罪いたします。
2012.07.30 ねこだま
☆コメント☆
[唯奈] 08-13 01:29 削除
はじめまして☆
今まで何度も読ませていただいていたのに、
コメントは初です(><。
ゴメンなさい!!
本当に素敵なお話ばかりで、何度も訪問していたのですが、、
書き手さんの気持ちまで考える事が出来ず、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
ねこだまさんの作品、大好きです!
これからも更新楽しみにしているので、
無理のない程度に続けて欲しいです☆★
応援してます!
[ねこだま] 08-23 00:30 削除
唯奈様へ
初めまして。
返信が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
今まで何度も来てくださっていたんですね。
うれしいです。ありがとうございます。
この日記をお読みくださり、内容をご理解くださったことにも、とても感謝しております。
そして「コメント“は”初」という、このお言葉を受けまして…
『反応』というのは、何もコメントだけに限定されるわけではない、拍手だって立派な反応なんだということを、ここで改めて伝えさせてください。
その拍手も、“強要”などではありません。
お読みになって、良かったな、と思えたら…でいいんです。
その“合図”が、『気持ち』として、書き手の私達に伝わってまいりますから…
私の作品を大好きだとおっしゃってくださったこと、すごくうれしいです。
本当に励みになります。力になります。
執筆活動開始までには、もう少し時間がかかりそうですが、なるべく早く新作をご覧いただけるようがんばりたいと思います。
更新の際には、ぜひまたご来訪くださいね。
お気持ちをお寄せくださり、本当にありがとうございました。
[ハルカ] 07-14 01:10 削除
はじめまして。
この度、お話を読ませていただきました。
ほんわかした雰囲気があって、大好きです♡
サイトを開いてからだいぶ経つと思われますが、苦しい思い、辛い思いをされてきたのだと思います。
今更このようなコメント…と思われるかもしれませんが、
わたしにはねこだま様の気持ちが伝わってきました。
それを上手く表現することはできませんが、それでも伝わってくるものが確かにありました。
このような素敵なサイトに出会えて嬉しいと思います(o^^o)♪
ねこだま様が思いを込めて作られた作品たちです。
これからも応援し続けます.+*:゚+。.☆
[ねこだま] 07-15 00:36 削除
ハルカ様
初めまして。
お話を読んでいただき、ありがとうございます。
自分では自分の小説がどんな雰囲気をもっているのかって、実はよく分からないのですが、
ハルカ様には、好ましい印象を持っていただけたのだと知ることが出来、とても嬉しく思います。
それから…
『今更』などとは微塵も思いません。
私がこの日記を書いたのは二年前で、確かに時はかなり過ぎてはいますが、
「読んでもらいたい」「楽しんでもらいたい」「一緒に盛り上がれたら嬉しい」
…そんな小さな幸せを夢見て、時間をやり繰りし、一生懸命言葉を綴っている書き手は、今現在も、私を含め、たくさんいて、その度合いは違っても同じ苦悩を感ずるであろうことは容易に想像出来るからです。
ですから、こうして私(達)の気持ちを受け止めていただけたこと、…それを知ることが出来たこと…それがとても嬉しく、また、心強く思えるのです。
お気持ちを伝えてくださり、本当にありがとうございました。
これからも頑張って夢を綴っていきますので、応援、どうぞよろしくお願いいたします。
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