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□閉じ込められて、
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「……っ!」

不動が俺の肩を掴み、壁へ叩きつけるように押し付けた。


冷たいコンクリートの壁に背中を強打し、一瞬息が止まる。



そして不動の冷たい手が俺の首に触れる。



そのままゆっくりと、絞められる。



「………ふど、」


「いい加減にしろよ、鬼道クン」


顔を寄せてきた不動が呟く。


覗きこんでくる目は嫌になるほど冷静で、微かな恐怖を覚える。


「あんまりくだらねぇこと言ってると、このほっそい首、へし折るぜ?」


「…!」


首にかかった不動の手に力が入り、じわじわと呼吸が苦しくなる。


俺は反射的にその腕を掴み、引き離そうとした。



「は、なせ…、っ、ぐあ…っ」


「うるせぇ、少しは自分の立場ってもんをわきまえろよ」


耳元で低い声が囁く。喉にかかった手の力は緩まず、それどころか親指がぐっと気管に食い込んでいる。



「う……、は……っ」


「この期に及んで逃げるんじゃねぇ、俺を、俺だけをみろ。」



…苦しい。何を言われているのか段々分からなくなってくる。


意識が朦朧としてきたところで不動がパッと手を離した。


「く、はっ、ごほっ…!う、はあ…っ」


「鬼道クンは俺の言う通りにしてればいいんだよ。余計なことは考えるんじゃねぇ。お前の考えや意思は俺には関係ねぇんだよ、」


そう言い放ち、不動は俺に背を向けて歩き出した。
その不動の背中は俺を嘲笑っているような、顔は見えないが異様な雰囲気を放っている。


遠ざかっていく重い靴音を聞きながら、ただその背中を睨みつけることしか俺にはできなかった。




閉じ込められて、

(気づいた時には既に手遅れ)
(逃れることは、不可能。)










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不鬼でまたもや病み文ちっくな←


この話しを簡単に説明すると、

不動は鬼道を閉じ込め(監禁的なことを)ているわけで、鬼道は不動に文句というか意見を言ったらこうなった。

ってな感じっす←


もう鬼道さんは不動君から逃れられません(

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