JUNK
□短文お題
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1.「飴」
「うぇ、何コレ」
さっき買った期間限定の飴を口に入れるなりしかめっ面をした昴。
「何、そんなに不味いの?」
聞くと余程不味いのか、声も出さずに頷くので、怖いものみたさというかなんというか、逆に食べてみたくなった。
「俺も食べてみたい」
すると昴は一瞬変なものを見るような目をしながらも、何も言わずに袋から飴を取り出そうとした。
「あ、こっちでいいよ」
昴があまりに不味そうだったから、食べなくていいように一石二鳥ってことで俺的には良心でやったんだけど。
「うわ、本当に不味いな……ん?昴?」
「お、おまっ、馬鹿、何やってんだよ!?」
食べていた飴を口移しでもらったら真っ赤な顔して怒られました。
そんな顔も可愛かったです。
雅寿くん、爽やかに爆走の巻でした。
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