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□ジャパンと雷門 合同新年会
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円「5、4、3、2、1…新年あけましておめでとー!!」
全員「「「おめでとー!!」」」
ここは雷門中の一室
新年へのカウントダウンをした円堂は
愛しい彼の元へ向かった
円「風丸!あけましておめでとう!!」
風「あけましておめでとう、円堂」
円「ところでさ、なんで吹雪とヒロトと佐久間は、袴じゃないんだ?」
今日は正月ということで
全員袴を着て来ることになっていたのだが…
円「あれって振袖だよな?」
風「俺に聞かれても…あいつらの考えることはよくわからない」
円「ふーん。…かぜまるー」
円堂は後ろから風丸にギューっと抱きつく
すると風丸の顔が赤くなった
風「え、円堂…みんなの前だぞ!」
円「いいじゃんか♪」
風「よくない!」
吹「そーだそーだ」
円「吹雪!」
後ろから聞こえてきた声に
二人はびっくりして振り向く
吹「あけましておめでと♪公共の場でイチャイチャしちゃだめだよ。キャプテン」
円「正月だからいいんだ!」
胸を張って答える円堂
吹「風丸くん、可哀想だよ。ねぇ、風丸くん?」
風「お、俺は…別に…嫌じゃないというか…//」
円堂の着ている袴の腕の裾を
ギュッと掴む
吹「もぅ、ラブラブなんだからっ♪」
円「えへへっ。そうだ吹雪、聞きたいことがあるんだ」
吹「なぁに?」
円「なんで振袖着てるんだ?」
円堂の質問に笑顔を向ける吹雪
吹「なーんでだっ♪」
円「焦らすなよ(笑)ヒロトと佐久間も着てるし…うーん…」
風「それって、豪炎寺とかに関係あるのか?」
風丸が円堂の腕から抜け出しながら吹雪に聞いた
吹「さすが風丸くん、大正解。豪炎寺くんのために着てるんだよ」
円「ヒロトと佐久間は?」
吹「ヒロトくんは緑川くんのためで、佐久間くんは鬼道くんのためだよ」
円「なんかすごいな!」
円堂が感動しながら吹雪を見た
吹「ありがとう。じゃあ僕は豪炎寺くんの所に行くから、バイバーイ」
ニコッと笑って豪炎寺の元へ走っていった吹雪
それを見送ったあと、円堂が一言
円「風丸も着てくれればよかったのに!」
風「あ、あんな恥ずかしい格好…出来るわけないだろ!!」
円「ははっ(笑)風丸はそのままでも可愛いからいっか!」
チュッと触れた唇と唇に
風丸の顔が真っ赤になったのは
言うまでもないわけで…