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□ぷれぜんと ふぉー ゆー♪
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○部室掃除してた人たち(適当)○
『みなさーん!』
三「どうしたんだ?」
『うふふ、私からハッピーバレンタインですっ♪』
天「わーいo(^ヮ^)o」ドドドっ
信「わーいo(^ヮ^)o」ドドドっ
『はい、どーぞ♪』
天・信「ありがとうございます、先輩!」
『いえいえ』
三「なにを作ったんだ?」
『三国さん、シンプルにクッキーです。はい』
三「ありがとう」
車「俺も!」
天「俺もド!」
浜「おっれも〜っ♪」
錦「わしもゼヨ!」
影「はいっはーい!下さいっ!」
『お口に合うかわかりませんが』にこっ
天・信「うおおおおおおおおおおっ!!」
浜「どうしたの?」
天「は、浜野先輩…クッキーが、お、俺の顔してる!」
信「僕の顔…!」
浜「ほんとだ!…あ、俺も♪」
車「すっげー…」
天「ああ…」
三「本当に上手だな、そっくりだ」
錦「しかもうまいゼヨ!」
影「あ、ほんとだ!でも食べるのもったいないですね」
『恐縮です』ほわほわ
一同(癒される…)
○THE男の娘組○
『あ、神童くん。今バレンタインのお菓子配ってるんだあ♪どーぞ』
神「いいのか?」
『うん♪霧野くんもどーぞ』
霧「ありがとう。…おお、これはまた手が込んでるな」
『えへへっ(*^^*)あ、速水くんも!ハッピーバレンタイン♪』
速「あ、ありがとうございます…嬉しいです」
『てゆーか、三人はけっこう女の子達から貰ったんじゃない?』
神「え、ああ…」
霧「…こいつ、全部返したんだぜ」
『えぇ!?どうして?』
霧「本命からしか貰わないんだと(笑)」
『へぇ…』
神「…」てれっ
『霧野くんは?』
霧「ははは、三日で食べ終わるかな(笑)」
『なにそれ自慢?(笑)モテモテだね。速水くんは?』
速「あ、たくさんいただきました。…食べきる自信がありませんが…」
『あら…。私のは無理して食べなくていいからね』
速「こ、コレは絶対食べます!」
『どうして?』
速「あ、いえ…(貴女が作ってくれたから…!)」
『まぁなんでもいいや(笑)じゃあ配ってきます』
霧「行ってらっしゃい」
『はーい♪』
霧「…お前らの気持ち、いつか伝わればいいな(笑)」
神・速「…」
○ベンチ組○
『青山くーん、一乃くーん!』
青「ん?」
一「どうした、走ってくるなんて」
『ハッピーバレンタインっ!』
青「おお、ありがとう!」
一「こーゆーのって、照れくさいけど嬉しいな」
『喜んでくれた?』
青「ああ」にこ
『よかった♪』にこっ
一「すごいぞ青山!俺の顔!」
青「ほんとだ!すごいな!」
『徹夜しちゃった(笑)』
一「ありがとう、今日も部活がんばるな」
『うん!応援してる!』
青「じゃあな、本当にありがとう」
『また放課後にーっ!……さて、あの三人を探さなきゃ』
○ツンデレ組○
剣「まいたか…」
倉「あ、剣城じゃん」
剣「なにしてんすか?」
倉「女子から逃げてる内に屋上に来ちまった」
剣「俺も」
狩「なーんだ、みんな一緒じゃん」
倉「狩屋、お前もか」
狩「靴箱来た瞬間からのチョコレート攻撃はさすがにキツイっすから」
倉「たく、女子はマメだよな」
剣「右に同じ。あんなに貰っても食いきれねぇよ」
狩「わかるよ剣城くん」
『ふーん、三人とも意外とモテるんだね』
剣・倉・狩「!」
『すごい量だね。てゆーか、素直に貰ってきたんだ』
倉「いつからいた」
『ついさっき。「女子はマメだよな」あたりから?』
剣「用件は」
『あ、ハッピーバレンタイン♪…て言いたいところなんだけど、貰ってもらえるかな?一生懸命作ったんだけど…』
狩「ま、まぁ先輩のなら、貰ってもいいかなぁって…」てれっ
倉「ああ…」てれっ
剣「貰っといてやらないこともない…」てれっ
『(デレたあああっ♪)じゃあ貰って♪はいっ』
狩「ありがとうございます…」てれっ
倉「後で開けるわ…」てれっ
剣「…」てれっ
『わかった、貰ってくれてありがとう♪じゃあね』
倉「……どう思う?」
狩「先輩からなら、嫌な気はしないかな…」
剣「ああ…」
一同(やべぇ、コレはめっちゃ嬉しい!)
『(照れてる照れてる♪ツンデレ最高(笑))』
○大人組○
『円堂さん、鬼道さん!』
円「どうした!」
『よかったら貰ってください』
鬼「すまないな、ありがたく受け取ろう」
円「おおっ!鬼道!コレスゲーよ!俺の顔!そっくりだ!」
鬼「目の下の隈はコレが原因か?」
『えへへ、けっこう時間かかっちゃって…』
鬼「気持ちは嬉しいがあまり無茶をするなよ」
『はい』
円「どーする鬼道!食うのがもったいねーよ!」
『そう言ってもらえると、頑張ったかいがあります』にこっ
円「ありがとうな!」
『はい!』
『やっと学校の分、配り終わった。ふふっ、ホワイトデーが楽しみ♪さぁて…』
○ラスト1○
『あれ…?いない』
南「よお」
『あ!篤志さんっ!』はーとっ
南「なに【はーと】って(笑)」
『気にしないで下さいっ』
南「まぁどっちでもいいけど。で、俺に渡すもんあんじゃないの?」
『貰えること前提ですか』
南「くれねーの?」
『そんなわけないじゃないですか…はい』
南「へー、顔のクッキーねぇ。凝ってんな」
『はい!がんばりましたよ』
南「みんなにはなにあげたんだ?」
『みなさんも同じものを』
南「ふーん、好いてる男との区別はねーんだ」
『(す、好いてるって…!)篤志さんはいつも自信満々ですよね。』
南「だってお前、俺のこと好きだろ?」
『〜っ!…コレ、おまけです』
南「手紙?」
『みなさんには渡してませんから!』ε=ε=┏(≧ _≦)┛
南「変なヤツ…で、手紙の内容は?」
【篤志さんへ。
いつも思っていたことを今日は手紙にぶつけてみたいと思います。
まず、篤志さんってすっごくカッコいいです。私は、サッカーをしているときの篤志さんを見ているのがとっても好きなんです。最近は特に、輝いて見えるから。カッコいいです。
あとわからないことがあります。どうして篤志さんは、私が貴方を好きだと思うのですか?私、好きなんて一度も言ったことないのに…。
でもそんな自信満々な篤志さんが、私は好きです。たまに見せてくれる笑顔とか、みなさんが見てないところですごく優しいところとか。全部ぜーんぶ好きです。
…今日はバレンタインと言うことで勇気出して手紙書いてみました。お返事待ってます】
南「…はは、今年のバレンタインはコレ以外貰う気無くなったわ。つか、アイツどこいったんだ…?」
『篤志さん、手紙読んでくれたかな…今更ながら後悔ハンパないよぉ…』
南「あ、いた」
『篤志さん!?』
南「…お前さ、そろそろ自覚しろよな」
『えっ…』
――ちゅーっ
『っ!』
南「わかったか?俺、お前に惚れてるんだけど」
『あ、はい…』てれっ
南「ならよし。じゃあまた部活で」
『はい…………て、ことは…両想い!?』
(は、ハッピーバレンタイン!篤志さん!)
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ちなみに私は南沢ファンではありません(笑)
青山くん、一乃くん、ベンチなんて言ってごめんよ!!
君たちも大好きだよ!
ハッピーバレンタイン!