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□豆腐
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学園が寝静まる真夜中…5年メンバー(兵助を除く)は、竹谷八左ヱ門の部屋に集まっていた。
「…尾浜勘右衛門。久々知兵助は?」
「寝たよハチ。ぐっすりとね。」
「そうか…。では、みんなに集まってもらったのは他でもない。兵助のあの豆腐依存にどう対抗するかについてだ。」

そう五年が集まったのは兵助のあの異常な迄の豆腐に対する依存という名の執着心をどうにかするためなのだ。

「ついに動くんだね…!」
「あぁ…!もう我慢の限界だっ!毎日毎日、豆腐、豆腐、豆腐っ!豆腐ノイローゼになるかってくらい食べさせられて飽き飽きなんだ!もう肉が食べたいっ」
「…ハチは毎回兵助の被害にあってたからなー…。」
「いつもごめんね八左ヱ門。僕たちも被害に遭いたくないんだ」
「雷蔵…!」
「これで解決したら、また皆で豆腐以外のものを食べような!」
「勘右衛門…!」
「そうだな、全部ハチの奢りでな!」
「三郎。後で毒虫の刑な。」
「何で!?」

そして、五年の「脱!豆腐作戦(命名ハチ)」が始まった…。
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