08/26の日記

22:29
★週ジャン鰤感想(第639話)
---------------
↓以下ネタバレ有りですので、内容を知りたくない方は読まないでくださいませm(._.)m

※内容はかなり簡略致しております。ご了承くださいませ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
☆第639話
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マユリとペルニダの奇策を尽くした攻防は一進一退!!片腕に楔を打たれたマユリの反撃が始まる−−!!

フーッ…フーッ…と呼吸の荒いマユリ。先程自ら手術した自身の右手からは、ボタボタと小量の出血が続く。縫合が上手くいかなかったのか、右手は僅かな痙攣すらあった。

「…不出来だネ。久しく"片腕手術"をしていなかったから、勘が鈍ったか。無様な事だヨ」

「無様…ッテ、イマアセッテル、キミノコト?」

ペルニダの物言いに、歯を剥き出し笑うマユリ。

「そう見えるかネ」

「モウ少シ、アセル?」

「!」

だが次の瞬間。指だけであったペルニダの一体に再び指が生え揃い、完全な左手となったのだった。復活した左手はマユリを襲うが、マユリはそこへ何やら粘性の物質を投げ付けたのだった。
左手は弾かれ、転がされた。

「…もげた指はまた別の左手になるのか。バラして持ち帰るという訳にはいかん様だネ」

異変が生じた。最初は只のギャアアア…との叫び声であった。それが、ゴリュリッという何かが変化する音がして、ブシーッと何やら噴き出す音すら聞こえる。

「モウ少シ、アセル?」

見れば、左手は自分で自分の指を切り離し、切り離された指は加速度的に新たな指を生やし、左手となっていくのだった。
ペルニダは明らかに『増殖』しようとしているのだ。

「アッ、目ニ血ガッ…イタイ、イタタ」

そこまでしながら、微妙におかしな事を言うペルニダ。マユリはそれを観察する。

「……成程。若い頃、目にした書物にこうあった。霊王の右手は"静止"、左手は"前進"を司る、と」

それは邂逅。未だ若かりし頃のマユリだ。分厚い書物を読み耽っている。

「書物で得た知識は、所詮知識でしかない。自らの手で実証するまでは信じない質なんだが。その両方をこうも立て続けに、体験することになるとはネ。全く。素晴らしい闘いだヨ」

マユリの前には三体の巨大な霊王の左腕。そう、敵は左手!!左手!!さらに左手−−−!!それらは全て、マユリに向けて攻撃してくる強敵だ。更に、先程のことから増殖可能なことが予測される。
そんな中、遂にマユリは斬魄刀に手を掛けた。

「卍・解」

「!まずい、金色疋殺地蔵だ。金色疋殺地蔵は巨体で圧殺するだけじゃなく、猛毒を半径100間に撒き散らす事もできたはず!涅隊長はあいつを毒殺するつもりだ!更木隊長を連れて離れよう!」

慌てて剣八を連れ、その場を離れる弓親と一角。

「毒殺だって?そんな勿体無い事するものかネ。さァ。今、私の得た情報で、漸く"臨月"だヨ。"金色疋殺地蔵 魔胎伏印症体"」

マユリの一声で斬魄刀から顕れたのは、巨大な赤ん坊−疋殺地蔵。ここ迄はいつものことだが、今回は違っていた。
なんと、その赤子は『身篭っていた』のだ。

「…な………何だありゃあ…!?」

剣八を背負ったまま、驚愕する一角達。

「『改造卍解』だ」と、マユリ。

「"魔胎伏印症体"は、私が金色疋殺地蔵を改造して造った、金色疋殺地蔵の異形態。その能力は、戦闘中に私が送り込んだ情報を基に、新たな疋殺地蔵を産み落とす事。意味が解らんかネ。見れば解る」

「オギャアアアアアアァァァァ…アイイイイイイィ…ギィィアアアアアァ…」

雄叫びを上げる疋殺地蔵は、出産の時を迎えた。生まれ出たのは更に奇妙な赤ん坊。眼は血走り、体は血管が浮き出、涎を垂らしていた。そして、生まれ落ちた赤子もまた、疋殺地蔵なのだった。

「この疋殺地蔵は"神経が体表にある"。だから空気に触れても地面にふれても、激痛が走る訳だが………。まァそれは置いといてだ」

マユリが説明している間、ペルニダは神経攻撃を疋殺地蔵へと仕掛けて来た。疋殺地蔵の体にペルニダの神経が絡まる。

「重要なのは、その体表の神経が"七万の層に分かれている"という事。つまり君らがこいつに神経を打ち込んでも、表面一枚折り畳んで、終り」

その後、その表面を引き剥がしたペルニダ。だがそれは薄皮一枚のことで、神経だらけの赤子には無駄な攻撃となる。マユリの言葉通り、容易に畳み込まれるペルニダ。

そして、とうとうペルニダは疋殺地蔵にがぶぅと喰われ、飲み込まれたのだ。

「どうした。抵抗しても構わんのだヨ。全身呑み込まれる前に、神経を七万回打ち込めるのならネ」

喰らい尽くされるペルニダを、マユリは奇っ怪な笑みで見詰める。敵は呑み尽くされ、勝負あったかに見えたが…!!

そして、それを伺うネムの表情に陰りが。ネムの視線に篭めた想いと決意とは…!?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回は此処まで。

今週もまた『マユリ VS ペルニダ』ですね。前回、自身の腕を縫合するという奇策で、危険を回避したマユリでしたが、どうもやっぱり不利なようです。

それをペルニダも察知していて、もはや遣りたい放題!!余裕のよっちゃん(死語!?)です。だって切断した指からまた指が生えて完全体になってしまうんですから。さらにコレの応用で、自ら指を切除して増殖!!
このパターンでいけば、無限増殖も可能ですよ。マユリ危うしです!!てか、ペルニダ強過ぎ…(lll-ω-)

そこでマユリは遂に卍解。毒を使うかと思いきや、なんと!!これは『改造卍解』というもので、疋殺地蔵がマユリの情報を元にした新たな疋殺地蔵を産み落とすというもの。
ここ迄来て、…ムムッ(゚_゚
何だろう、この既視感。ってか、この戦いって、どことなくザエルアポロ戦に似ていませんか?(*_*)

●ネムの体に侵入し、生まれ落ちるザエルアポロ。
●対して、疋殺地蔵から新しい疋殺地蔵が生まれる。
●ザエルアポロ戦では、恋次と雨竜がオーディエンス。
●対して、現在二人を見ているのは、一角と弓親。
●ザエルアポロの『ガブリエール』は、復活するキリストを思わせていた。
●マユリの改造卍解『魔胎伏印症体』は『マタイの福音書』を意味し、キリスト教を匂わせている。

などなど。似ている点が沢山有ります。

この『焼き回し』的な酷似。久保先生のことですから、おそらくわざとそうしていると思われます。
となると、今回マユリはザエルと同じ立場。本来ならやられてしまう側なのですが。
マユリにはネムが居ます。きっとマユリを勝利に導いてくれますよ。ああ、そう願いたい!!(>_<)

そしてその際には、修多羅との関係も明かされることでしょう。

それにしたって、やはりマユリには生きて貰わないと困るのです!!勿論きなこはマユリ好きですが、それだけでは無く。ゾンビにされた日番谷や松本、拳西やローズはどうなるんだ!?と、非常に気になっております。やっぱりマユリが治してあげないと駄目でしょう?
浦原に任せるということも考えられますが、それでは余りに簡単過ぎる結果かなぁ、と思えるので。

さて。今週の『萌えポイント』は、一瞬だけ出てくる過去のマユリ(*´∀`*)
自称「若いころ」のマユリは、110年前の頃のものと思われますね。懐かしいお姿に、胸がキュンキュンした『マユリスキー』さんもいたのでは?
かくいう私もその一人^^;あー、もっと色んなマユリを見てみたいです。出来れば、幼い頃(流魂街時代)とかの様子も。
その頃もきっとイカレてて、可愛いのですよー(≧ω≦)

そして、なんと来週は『BLEACHが表紙&巻頭カラー』です!!うお!?いつぶりだ!?
余りにも長く待たされ過ぎて、もう覚えてないよ…(TーT)とにかく嬉しいことですので、皆様、購入忘れずに!!
きなこも色んな妄想、予想をしつつ、来週を待ちたいと思います(*´∀`*)

※私事ですが、先週『静岡』へ"旦那の趣味のお付き合い"で、遊びに行って参りました。『静岡』であっても、必ずしも富士山が見えるとは限らないことを、今回初めて知りました。アア…(lll-ω-)

長くなりました。此処までお読みくださり、有り難うございましたm(u_u)m

きなこあずき

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ