10/14の日記
22:19
★週ジャン鰤感想(第646話)
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↓以下ネタバレ有りですので、内容を知りたくない方は読まないでくださいませm(._.)m
※内容はかなり簡略致しております。ご了承くださいませ。
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☆第646話
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「よっしゃ!ほな放っといていこか!」
「そうです!ここは京楽隊長を助けにみんなで……ええッ!?」
京楽 VS リジェ。その戦いの知らせを聞いた五番隊隊長−平子真子は、副官雛森の意に反し、助けに向かわず先を急ぐと言う。
「ちょっ…ちょっとまって下さい、隊長!!ほんとに京楽隊長の援護に向かわないんですか!?」
「なんで行かなあかんねん。一刻を争う状況やねんぞ」
「そ……それはそうですけど!」
「……………。……ほな訊くわ。七緒ちゃんはどう思う?」
「…私は戻ります。皆さんは先へ」
知らせに来た七緒は戻るらしいが、他の全員に先を行く事を奨める。
「せやな。ほなもう一つ。浮竹がここにおったら、どう言うたと思う?」
その場に居た全員が思い浮かべる浮竹は、こう言っていた。
『京楽がそう言うなら大丈夫だ。任せて行こう』と。
付き合いが長い彼等だからこそ、解り合い通じ合える。それは、まごうこと無き"信頼"であった。
「それが正解や。わかったら行くで」
先を急ぐ平子。だが、立ち止まりこう言うのだった。
「…あァ、ほんで。正解ついでにもう一つ。残ったんが元柳斎のジイさんでも、やっぱり先行け言うたやろな。隊士の命を背負って立つんが、総隊長のお仕事や」
総隊長、京楽春水の戦いが始まる。
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『The Second Eye -ザ・セカンド・アイ-』
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ガシャンと銃口を京楽へと向けるリジェ。至近距離だ。
「不用意だな。至近なら剣の間合いだと思ったか?」
「思ったよ。だからもう斬られてるだろ?」
「!」
ガシャン。リジェの銃身は、半分に斬られて落ちた。
「腕ごと斬ったつもりだったんだがね。どうも踏み込みが甘かったらしい」
危険を察知したリジェは、後ろへ下がる。そして、その銃身を引くと、銃の形状は元通りに復元された。
「へえ」と、驚く京楽。
「『ディアグラム』この銃は僕の『弓』だ。僕が霊子から造りだしている」
「成程。だから銃身を折っても戦えるし、壊れても造り変えられると。だけど"キミもうルールを忘れてる"」
何時しかリジェの背後に京楽が存在しており、刃を向け襲い掛かって来た。間一髪交わしたリジェ。
「一瞬でもボクから目を離し、影の端でも目に入ったら、その後その目に映るのは、全てボクの影法師さ。思い出すだろ?子供の頃、どこまでもついてくる影法師が、怖くて仕方が無かったことを」
−ドドッ、ズアッ…−
影鬼。リジェには京楽が何処から襲って来るか分からない。影は常に己についており、影有る所には敵が潜む。
そうして、リジェは京楽に背中から刃で貫かれた。
「……ああ、しまった。"三度目だ"」
「!?」
だが、リジェは苦しむどころか、何も感じていない様子。その上よく見ると、常に閉じていた筈のリジェの左眼が、開いているのだった。
「僕は両眼を開いている間だけ。"万物貫通(ジ・イクサクシス)"の真髄を行使できる。つまり、僕の銃撃はお前の体を貫き、僕の体はお前の剣を貫く」
体が剣を貫く。その言葉通り、リジェの体は京楽の剣を摺り抜けた。つまり、何事も無くなったということ。
「成程。両眼を開くとこっちの理屈は通じなくなると」
「そうだ。この瞬間この世界に、僕を殺せる武器は無い。僕は、戦闘で危機に陥ったごく短い瞬間だけ、両眼を開く事が許されている。僕が両眼を開いたままでは、罪人共に不公平だからだ」
「あ、そうなの。んじゃあ早く眼を閉じてくんないかな」
「だが、一度の戦闘で三度眼を開いた場合のみ、以降、眼を開いたまま戦う事が認められている。僕は、陛下が最後に力をお与えになった滅却師。陛下の最高傑作。"最も神に近い男"。その僕が、三度も眼を開かされる事など、あってはならない事だからだ」
リジェの左眼から光が放たれる。それは強烈な閃光となり、京楽の眼をくらました。
そしてこの後京楽は、これ迄に無いリジェの異様な姿を見たのであった。
「『神の裁き(ジリエル)』」
手足は無く、人の形とは掛け離れた体に生えているのは、4対の羽だ。8枚の羽にはそれぞれ三ヶ所の穴が空いており、奇妙であった。頭上には、天使特有の輪っかが浮かんでいた。
−動けない…−
逃げようとした京楽は、身動きの取れない事を知る。羽から放たれたまばゆい凶弾は、京楽の体を貫通した−−−!!!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回は此処まで。
お待たせしました。今週の『BLEACH 感想』です。遅くなっちゃいまして、皆様本当にすみませんッ!!Σ(T▽T;)
今回は、京楽が残って戦うことで、"援助すべき派"と"先を急ぐ派"とに別れそうになります。ここで平子が良いことを言いますよね。浮竹ならどう言うかと。
『京楽がそう言うなら大丈夫だ。任せて行こう』
全員の脳裏に浮かぶ、浮竹が放つであろう言葉。
そして極め付け。
「残ったんが元柳斎のジイさんでも、やっぱり先行け言うたやろな。隊士の命を背負って立つんが、総隊長のお仕事や」
すっごい"解ってる"んですよね!!平子も。
そう、もう既に京楽は、総隊長としての信頼を得ているのですね。
この『信頼感』は、マユリの時にも有りました。コミックス56巻京楽の「感謝するべき」といった台詞や、最近では第644話の浦原と京楽の会話などが有ります。
何だかんだ言ってても"護廷十三隊"は『信頼』で繋がっているんですよね。
そして、いよいよ京楽とリジェの戦いは本格的に。
影鬼でリジェを追い詰める京楽。
「思い出すだろ?子供の頃、どこまでもついてくる影法師が、怖くて仕方が無かったことを」
はい、思い出します^^;
きなこも小さい頃、よく自分の影から逃げ回ってました。子供って影の仕組みが分からないから、どうしてくっついて来るのか、無性に怖いんですよね。
なんにせよ、敵がどこから現れるか分からないのって、凄い恐怖ですよね。うん。
で、京楽がリジェを捕らえた時、遂にリジェも真の力の発動となります。リジェの左目が開き、両眼を開いている間だけ。"万物貫通(ジ・イクサクシス)"の真髄を行使できるらしいのですね。しかも、三度眼を開いた場合のみ、以降、眼を開いたまま戦う事が認められているらしい。
ここで、驚愕の真実が。
◆リジェはユーハバッハが最後に力を与えた滅却師であるということ。
◆ユーハバッハの最高傑作である。
リジェの自己申告ですが、ちょっとビックリしました。
え!?ペルニダは霊王の左腕なんだから、強さ的には、
◆ユーハバッハ=雨竜⇒ハッシュ⇒ペルニダ⇒アスキン
なんじゃあないのッ!?だって、
◆バッハたん(聖文字"A")雨竜(聖文字"A")
◆ハッシュ(聖文字"B")
◆ペルニダ(聖文字"C")
◆アスキン(聖文字"D")
だしさ。
まあ、必ずしも強さがアルファベット順て訳ではないんだろうけど。きなこは、なんか勝手にそう思ってましたよ(゚_゚
あ。そういやリジェの聖文字は"X"。うーん、確かに"X"って何かありそうな文字ですよね。ちなみにXとは、未知である場合にとりあえずつけられる名前らしいです。『遊星からの物体X』とかね。
終盤近く、リジェが完聖体となるのですが、実に奇妙な形です。
『神の裁き(ジリエル)』
最も神に近い男リジェ。天使のような形状ですよね。例えて言うなら熾天使(seraphim セラフィム)でしょうか?神に最も近い存在とされています。
そして遂に京楽は、リジェに多くの弾丸を撃たれてしまいます。
まさかこれで終わりとは思いませんが、リジェが思いの外、凄い立ち位置であることが判明し、この戦いも楽しくなって来ました(*´∀`*)
来週、どうなるか早く知りたいですね。
長くなりました。此処までお読みくださり、有り難うございましたm(u_u)m
きなこあずき
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