10/21の日記

17:03
★週ジャン鰤感想(第647話)
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↓以下ネタバレ有りですので、内容を知りたくない方は読まないでくださいませm(._.)m

※内容はかなり簡略致しております。ご了承くださいませ。
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☆第647話
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一進一退の激戦の果てに、開眼したリジェが遂に真の姿に変化!!刹那の凶閃が京楽の身を穿つ−−−!!

血を流し逃げ惑う京楽。リジェの凶弾からなんとか命は護れたものの、右肩と左脇腹に大穴が開いていた。

「ふう……しかしまあ……我ながらよく走れてるねえ、この傷で。ホントなら即死してたらラクだったんだけど……なまじ強いと、死ぬどころか気絶もできなくて参るよ……」

建物の影に身を潜めながら、京楽は独りごちる。

「…………………。…七緒ちゃんいないとこでこんなこと言っても、誰もツッコんじゃくれないか……ねっ!」

どうやら僅かの休息も許してはくれないらしい。リジェは再び京楽へと、弾を撃ち込んで来たのだ。

「危ない危ない!」

逃げる京楽は、とある建物の中へと走り込む。

「……よく逃げる……あの傷で……。だけど、逃げ切れると思っているのかい」

「!!」

部屋の外へ通り抜けようとした京楽。と、その前には一瞬にしてリジェの姿が現れた。リジェは、どうやら『空間転移』が出来るらしい。

「伝わらないな。僕を斬れる武器は無いと言っているのに」

「わかってるさ」

身構える京楽。

「鬼道の刃ならどうだい!破道の七十八『斬華輪』」

−バン−

次の瞬間。建物は激しい音を発て、爆発した。
……………………………………………………
一方、残った平子達は、先を急いでいた。

「いよいよ……敵サン等の本陣や……。気合い入れてくで!」

「はい!」

平子が声を掛けると、ルキア、恋次ら副隊長らは答える。

−−ドンッ…−

と、その時。突然近くに何かが飛来して来た。更に、より近くで轟音とともに建物が粉砕。中から人影が現れた。

「…また随分な距離を跳んできたっスねえ……」と浦原。

「侵入者達よ!よくぞここまで来た!」

その人物は、星十字騎士団"M"のジェラルド・ヴァルキリーであった。

「別にお前んとこ来たんちゃうわ。お前が跳んで来たんやんけ」

「だがそれもここまで……。ここから先へ通りたくば、我を倒して行くがよい!」

「話聞けへんやっちゃな。何やねんコイツ」

我が道を行くタイプのジェラルドに、流石の平子も呆れたようだ。

「そんならとっとと……倒して通らせて貰うぜ!」

ギャアアンッ、とジェラルドの腕に何かが巻き付いた。阿散井恋次の斬魄刀−蛇尾丸である。

「任してええか」

「そのつもりっス!」

後のことは恋次に任せ立ち去ろうとする平子であったが、早々上手くいく筈が無い。

「誰が、一対一で倒せなどと言った?」

ジェラルドは平子の前に立ち、大きなマントで道を塞ぐ。マントは自在に動き、伸縮自在である様だ。

「一対一では"奇跡"が起きても、我は倒せまい!全員で来い!」

「………。言うやんけ」

ジェラルドの気迫に、平子は逃げ切れぬと覚悟した。
……………………………………………………
再び、京楽の戦いへと場面転換。
京楽はしゃがみ込み、壁にもたれて休んでいる。

「いやあ……鬼道も大して効かないだろうなとは思ったけど……無傷とはねえ……。万事休すってやつだね……。最初に霊王宮(ここ)に来た辺りまで、逃げてきちゃったけど……。みんなもそろそろ……十分離れてくれたかなァ……」

自分の元へ急いで戻って来るであろう、七緒を想う。

「七緒ちゃんは…巻き込んじゃったらゴメンね…」

思い詰めた感のある京楽。ガシャン、と斬魄刀を両手に持ち、刃先を下へと向ける。

「万事の、次の一手といきますか。卍解。『花天狂骨黒松心中』」

総隊長−京楽春水、遂に卍解−−−!!
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今回は此処まで。

今週は京楽とリジェの他に、ジェラルド・ヴァルキリーも平子達の前へ登場しました。いよいよ戦いも熱くなって来ましたね。『ジェラルド VS 平子』或いは『ジェラルド VS 平子・浦原などのその他全員』の戦いになるのかな?
でも、恋次やルキアは一度戦っているので、ここら辺りで平子と雛森の『現五番隊チーム』での共闘を、是非見てみたい!!などと思っております(*´∀`*)

でも、ジェラルドも強そう。凄い自信満々ですしね。聖文字"M"の意は、『Miracle=ミラクル』。今回の彼の台詞も、何か含んでる言い回しですよね(゚_゚
平子は藍染戦や、前回の戦いも余り活躍出来てませんから、ここらで一発カッコイイ所見せて欲しいですね。
平子ファンとしては、期待します!!(≧ω≦)

さて、京楽ですが、今週もリジェに押されっぱなしです。右肩と左脇腹へ重傷を負った京楽。更にリジェは『空間転移』の様な不思議な技を使い、京楽の前へと出現。所構わず出没可能なのかな?
まさに『万事休す』ですねΣ(T▽T;)

で、遂に出ましたよ。京楽の卍解。
その名も『花天狂骨黒松心中』。
名に"心中"とつくのが、何だが不気味です。大丈夫でしょうかね。まさか名前通り京楽が…なんてことは考えたくも無いですが。よくよく見れば、最後の頁、京楽の背後に何者かの姿が有ります。着物姿の女性…でしょうか?次回、登場して来そうですね。

『黒松心中』−この名前は、どことなく文楽の匂いを感じます。文楽−人形浄瑠璃では、近松門左衛門の『曽根崎心中』が有名ですよね。が、きなこがよく見てたのは『傾城阿波の鳴門』。同じ四国ですからね。コチラではかなりの頻度で、TVでやっていたのです。「父(とと)さんの名は、阿波十郎兵衛〜」ってやつです。皆さんは知らないかな?^^;
文楽−今後、何か関係して来ますかね。

さて、卍解ですが、思いの外早く出て来て、ビックリです。もっと『奥の手』らしく、引っ張って、引っ張って…出すのかと予想してたんですが、違いましたね。まあ、それだけ京楽も窮地に立たされているのでしょう。
京楽の活躍を楽しみにして、次週を待ちましょう(*´∀`*)

長くなりました。此処までお読みくださり、有り難うございましたm(u_u)m

きなこあずき

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