■小説2

□男どもよ恋をせよ!
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題:「男どもよ恋をせよ!」
  −祝!50作品記念!浦マユ座談会−
  [其の壱]
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【きなこあずき(以下K)】:皆様、いつも当サイト『極甘 Cake Syrup』への訪問、閲覧、有り難うございます。この場をお借りしまして、先ずは御礼申し上げます。
本日は『祝!50作品記念!浦マユ座談会』と称しまして、当サイト主要キャラである浦原喜助、涅マユリ御両名に色々とお話を伺っていきたいと思っております。
今回も司会進行は、本サイト管理人−きなこあずきが務めさせて頂きます。
先ずはお二人から自己紹介を兼ねた挨拶、50作品を迎えた当サイトへのお言葉などを頂けたらと思います。どうか宜しくお願い致します。
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【浦原】:先ずは、おめでとうございます!50作品スかァ…イヤァ細々と、よく頑張りましたっスねぇ。事情を知ってるだけに、まさに涙モノっスよ。
あ、自己紹介っスか?えー、アタシは浦原喜助と申しまして、元は十二番隊に所属してた死神でありまして。あの技術開発局を創設したのも、実は此のアタシなんス。隊長、局長を経て、現在は、現世−空座町三ツ宮にある「浦原商店」っていう素敵な駄菓子屋の店長をやってるんスよ。
皆さん、空座町にお越しの際は是非「浦原商店」へ。『極甘 Cake Syrup』を見たって言えば、少しだけオマケして差し上げるっスよォ。

【涅】:馬鹿かネ、浦原。貴様それでは、ただ単に自分の店の宣伝ではないかネ?ハァ…呆れて物も言えぬヨ。
自己紹介かネ?フム。名は涅マユリ。技術開発局現局長にして十二番隊隊長だヨ。
所で。当対談で、50作品目かネ。ズボラでいい加減な貴様としては、随分と頑張ったモノだと思うヨ。褒めてやってもいいがネ、直ぐに調子に乗りそうなので、やはり止めておく事とするヨ。此のサイトの今後を見据えてのコトだ。理解出来るかネ?
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【K】:ああッ、はいッ!それは勿論ッ!!お言葉有り難く受け止めさせて頂きます!
所で、当サイトではお二人はメインキャストであられます。プライベートで実際に恋人という間柄であるお二人が、本作品をどのように捉えてらっしゃるのか気になります。お教えくだされば嬉しいのですが。
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【浦原】:いやぁ、有り難い事っスよ。ほら、マユリさんって天の邪鬼でありますでしょ?こんな事でもなけりゃ中々素直になってくれませんからねぇ。実際、助かってるんスよ。凄い刺激になりますし。

【涅】:此方としてはいい迷惑だヨ。何しろこの男、直ぐに調子に乗るのでネ。いい加減に、助長するような内容は止めて欲しいものだヨ。

【浦原】:またまたぁ。マユリさんだってこの間、随分と興奮されちゃって、ずっとあんあん泣いてたじゃないスか…あ、うぐぅッ(無情にもこの時、涅氏の鉄槌が浦原氏の鳩尾へと決まる)

【涅】:ホラ。馬鹿が静かになった所で…次の質問は無いのかネ?
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【K】:あー…はい。では、お二方は当サイトの作品は全て読まれている訳ですよね?気に入った作品、或はこれはあまり…といったものがありましたら、幾つか上げてくだされば、有り難いのですが。
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【涅】:フム。小説とは言え自分の出演作だからネ、一応全て目を通しているヨ。気に入った作品、かネ…しいて言えば『初戀』が良いと思うヨ。あからさまな性描写も敢えて入れずに書かれてあるし。貴様もアレには随分と思い入れがあるのだろう?まぁ、文章としては今よりも随分と稚拙である所だが、そこを別として…ネ。
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【K】:はい。おっしゃる通り『初戀』には思い入れが。何しろ、長年のブランクを破りまして久しぶりに書いた小説作品でして。しかも「浦マユ」としては初となります。
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【浦原】:アタシは『真実は犬にでも喰わせろ』ですかねぇ。初めてエロに力入れた作品でしょ?や、それまでも性描写は多少書いてはいるようですが、此の時ばかりは随分と力入ってましたよね?案外沢山の方に読まれてるようですし。

【涅】:ハァ…もう起きたのかネ。…やはりしぶとい男だヨ。

【浦原】:マ、マユリさん。それって…ど、どういう事っスかぁッ!?
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【K】:まぁまぁ、落ち着いてください。浦原氏の言うように『真実は犬にでも喰わせろ』は、確かに人気作のようでして。サイトをやってる方は既に解っていると思うのですが、サイトを編集する際に、小説作品各々のアクセス数とかが解るのですよ。『真実〜』は、その数字が多いです。意外な所で『浦マユ千一夜物語』も数字的に上位で、人気があるようです。
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【涅】:ホゥ。では、聞くがネ。書いている当人としてはどの作品が好きだったりするのかネ?是非知りたい所だヨ。

【浦原】:ああ、アタシも知りたいっス!
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【K】:逆質問ですか。そうですねぇ、やはり『初戀』『真実〜』は外せないですし。昨年末のクリスマス三部作『クリスマスキャロル〜』『聖なる夜に〜』『Snow Flake〜』は、年末の時間の無い中、やり切った感がありました。『青薔薇の誘惑と〜』や『狂い咲き、戀花』は短編ですが個人的に好きな話ですし。『愛に彷徨う唇』は、ずっと温めていた話でして。幾度も書き直した後掲載出来た時は、感極まるモノがありました。最近のでは『欲情COMPLEX』が気に入っています。
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【涅】:結局の所、選べないという訳かネ。全く、優柔不断なヤツだヨ。

【浦原】:まぁ、仕方ないっスよ。作品は書き手側としては『子供のようなもの』でしょうし。
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【K】:はい。全ての作品、どれもが愛おしいです。子供のようなもの…いい表現でありますね。
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【浦原】:いやいや、お褒めに預かりまして。実は、此処暫く思う所がありましてね。そろそろ、アタシもいい頃かなぁ、と考えてるんスよォ。それで、ついつい子供の話をしてしまいましてぇ…。フフッ、可愛いいっスよねぇ、赤ちゃん…

【涅】【K】:…?

【浦原】:あ、いやァ。…突然この場を借りて、何なんですけど。…思い切って言います!マユリさんッ、ア、アタシと…夫婦(めおと)になってくださいッ!アタシの『妻』になって欲しいんスッ!アタシは…マユリさんとなら、ずっと添い遂げられる自信がありますッ!だから…お、お、お、お願いしますッ!!

【涅】:………
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【K】:え、ええーッ!?此は…とんでもない展開になりましたッ!このような公の場にて、浦原氏が涅氏に求愛を。プロポーズ…そうッ、海外等でよくある『公開プロポーズ』でありますッ!突然のこと故か、涅氏は先程より黙り込まれているようです。此は、涅氏は一体どのような返事をされるのでしょうか?今まさに、返事がされようとしております。…世紀の一瞬ですッ(ゴクリ、と唾を飲み込む音)
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【浦原】:マ、マユリ、さ…

【涅】:あ…
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[其の弐へ続く]
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