03/22の日記

00:12
★鰤感想(第665・666話)
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*ネタバレになりますので、コミックス派の方はご遠慮ください。
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☆第665話
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勝って道を切り拓くためにーーー浦原、起つ‼
その卍解の名は『観音開紅姫改メ』。
浦原の頭上には、巨大な美女が出現する。おそらく彼女が紅姫その人なのだろう。

それを見て驚くアスキン・ナックルヴァール。ユーハバッハから貰った情報に、浦原の卍解は無かったらしい。
「アタシも今居るヒト達の前で使うのは初めてっス」と浦原。ナルホド、と納得するアスキンだが、その後、どういう能力なのかとしつこく食い下がり、浦原に問い続けます。

と、その答えも貰えぬまま、突如としてアスキンの左腕がパカァと自然に開かれます。
「何ンだ……こりゃアッ⁉」
これには流石のアスキンも動揺。おそらくこれが浦原の卍解だろうと踏み、後ろに跳んで距離を取ります。
「アタシの卍解の効果はW範囲Wっスよ。今の一撃で読めたかも知れないっスけど…『観音開紅姫改メ』の能力は、W触れたものWをW造り変える能力"っス」
「⁉」

頭上を覆い被さる紅姫の大きな掌で、その顔を隠している浦原。中では、なにやらカチャカチャと奇妙な音が継続している。そうして、話し終え現れた浦原の顔容。アスキンに潰された筈の眼は、何故か元通りに開いている。頬や首筋には、未だ縫合中の糸もあり、その言葉通り、浦原は自分自身をも紅姫に"造り変えさせたWのが理解出来た。
そして、浦原は一瞬の隙にナックルヴァールの肩に、斬魄刀で傷を負わせた。

「何?見えてんの⁉アンタの眼は、即死させた筈だぜ」
「視えてますよ。それもW造り変えたWんスから!」
パカァ…
今度は浦原の手が、指が、一瞬にしてパカァと開き、バラバラになったかと思うと、すぐさまジジジジ…と糸で縫合される。やはり、先程の言葉は、嘘ではなかったようだ。
やがて、刀と刀で遣り合おうとすると、アスキンは力負けして圧倒され、後方へ吹っ飛ばされたのだった。造り変えた浦原自身の力は、より強力なものになったということか。

だが、アスキンもこれで終わらない。
「イヤだね〜…。これじゃア俺の嫌いな、力対力の戦いじゃねェかッ!せっかく自分のフィールドに引きずり込んで、自分のペースでやろうってのに。何やかんやで、上手い事ズラしてきやがる…。ワルい奴だぜ浦原喜助。だが、流石でも完璧じゃねェ!忘れちゃいねェだろうな⁉この『極上毒入りボール』は、脱出不可能の毒の要塞‼この中でアンタの息が出来てンのは、俺がまだ加減してるからなんだぜ‼」
もしかするとアスキンは、毒の濃度を上げる気かもしれない。

「勘弁して下さいよ。今だって、こうして地面を這い回ってるので精いっぱいなのに…」と浦原。
「言うじゃねーか。解ってンだぜ!アンタの卍解は、地面這い回ってるだけでも危険だってな‼」
「…流石。よく理解してる。ただ、…もう遅いっスけどね」
ドン…
重い音と共に、血飛沫が上がった。
ナックルヴァールの心臓が、後ろから貫いて来た何者かの手で、抉り取られていた。

「…気になってたんス。この『極上毒入りボール』を、貴方は脱出不可能とは言いましたが、侵入不可能とは言わなかった。だから試しに、ボールの外から一息に侵入できる道を造ったんです」
見ると、アスキンの後ろに縫合痕が出来ていた。これが浦原の言う『侵入できる道』なのだと、アスキンは一瞬で悟ったのである。

「…お手伝い、ありがとうございました。グリムジョーさん」
丁寧な礼を述べる浦原。アスキンの胸を貫き、心臓を掴んでいたのは、浦原の協力者ーあのグリムジョーだったのだ。
「…チッ」
グリムジョーはそう呟いて、自身の掌のものを、無情にも握り潰した。
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すみません。もう先週の内容ですが、感想述べさせて頂きますね^^;

とうとう出ました‼浦原の卍解‼『観音開紅姫改メ』。その内容は……
まさに、その名の通り。触れたものを造り変える能力でした。それも相手方だけで無く、自分自身も改造出来るという‼もう、これには脱帽ですね。どんどん改造して、より強力になってしまえば、どんな攻撃にも対応出来そうです。即死させられた眼もさっそく改造して、視えるようにしちゃってるし。天才科学者である浦原らしい、最強の卍解のように思えます(*^_^*)

個人的に気になるのは、浦原の縫合痕。ちゃんと治るかな?いや、眼が元通りになったのは有難いんですが、この縫合痕は……。浦原ファンだからこそ、心配しちゃいますよね(T ^ T)
今までの浦原と変わってしまうのは、やっぱり悲しい(つД`)ノ きっと、きっと大丈夫だよね。

それから、とうとうアスキンが絶体絶命の状態に‼やったのはグリムジョー。浦原に頼まれてたんですね‼ってか、ここで彼を出して来るあたり、さすが久保先生‼そう来たか‼って感じでした。

心臓を抉り取られたアスキン。普通ならここで決着がつく筈なんですが、そこは滅却師でも最強の親衛隊の一人。リジェの例もありますし、未だ未だ気を抜けない所です。
う〜ん、どうなりますかね?!?(・_・;?
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☆第666話
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それは一瞬の出来事だった。
アスキンは心臓を抉り出された。その相手は、倒した筈のグリムジョー・ジャガージャックだった。

「アンタのこと……見くびってたぜ…」
「何だァ?心臓潰しても、まだ息があんのかテメエ……」
そんな二人の会話中、グリムジョーはここに来る途中に自分が治したと言う浦原。

浦原は語る。
「藍染の手によって仮面を剥がれた破面達は、帰刃によって『破面』の霊圧から『虚』の霊圧へとW完全に変化するW。このことが、戦いの役に立つかも知れないと思ったんです」と。
「…そんな事まで…読んでたってのか…?」
「いいえ。言ったでしょ。役に立つWかも知れないと思ったWんス。だからW備えたW。W千の備えで一使えれば上等。可能性のあるものは、全て残らず備えておく。それがアタシのやり方ですW」
「…ムチャクチャだな…」
「何がです?W戦いですよ。敗けたら死ぬんス。死なない為に死ぬほど準備することなんて、みんなやってる事でしょうW」
「………ナルホドね…アンタが…怖エー理由が…ようやく…解った…気が…するぜ…」
浦原の真理をついた言葉に、敵ながら感心するアスキン。

心臓を奪われたというのに、虫の息だが話をするナックルヴァール。だが、そんな姿に躊躇もせず、グリムジョーがトドメを刺した。
アスキンの背後から、腕でまた体を貫いたのだ。
「しぶとい野郎だ。とっとと死ね」
「…グリムジョーさん」
「てめえの敵を殺すところまでがてめえとの契約だ。これで契約も終わりだぜ」
威勢の良いグリムジョー。しかし、ここで異変が生じた。周囲の毒の濃度が、明らかに増したのだ。途端にグリムジョーの顔色が変わる。
「何……だ。こりゃあ……」
アスキンは言う。
「俺が死ぬと……W極上毒入りボールWは威力を増す……!俺がビビッて……自分を巻き込まねえように……無意識にかけてたロックが外れるからだ……。アンタにゃ敬意を表してえが……こればっかりはどうしようも無ェ……。アンタらにゃもう逃げる力なんか残っちゃいねェだろう……。すまねェな……。…とは言え…アンタならきっと…何とかしちまうんだろうなあ……。…全く…癪だから…致命的だとは……言わないでおくぜ……」
もはや虫の息のアスキンを、浦原は無言で見詰める。
やがて『極上毒入りボール』は高濃度となり、グリムジョーの体を蝕んでいく。立ち上がる力も無いまま「クソッ…こんなモンでやられるかよッ…!」と悔しがるグリムジョー。
毒入りボールは、益々巨大に膨れ上がっていく。

離れた場所からそれを見ていた一人の人物。現世から一護と共に参戦していたネリエルである。
「…驚いた…。ホントに…言ってたW5つの可能性Wの1つになった…。中の霊圧は……4つかな。最低2往復……」
どうやらネリエルもまた、浦原に協力するよう頼まれていたらしい。毒入りボールの小さな入口に向かい、ネルは飛翔した。

そして。毒入りボールの中では、悲惨な状況となっていた。
毒にやられ、ついに血を吐いて倒れる浦原。
「…ここまでっスかね…。途中で…任せちゃってスミマセン……。黒崎サン……朽木サン……」
その表情は、悲壮感に溢れていた。
ゴトン…と浦原は頭から突っ伏した。

変わって、此方は巨大化したジェラルドと戦う日番谷の戦闘シーン。なかなか決着がつかぬ様子に、六番隊隊長の朽木白哉も加勢することになった。
が、そんな時、ジェラルドの右手が突然切断された。驚く二人。
「何だァ?隊長格が雁首揃えて全滅かよ。情け無え!」
現れたのは、十一番隊隊長の更木剣八だ。
「…厄介なのが来たな」
白哉と日番谷は、声を揃えてこう言うのだった。
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今週は連休の為、19日(土)の発売でした。

グリムジョーに心臓潰されたアスキンですが、思ったとおり、まだ口が聞けるようです。滅却師は人間ですが、やはり親衛隊となるとそう簡単にはやられませんね。死なないことが自分の取柄だと言ってたアスキンですし、もはやこれが当たり前の様にすら感じます。

さて。ここでアスキンとの会話の中で、浦原のモットーとも言うべき言葉が出ましたね。

◉W千の備えで一使えれば上等。可能性のあるものは、全て残らず備えておく。それがアタシのやり方ですW
◉W戦いですよ。敗けたら死ぬんス。死なない為に死ぬほど準備することなんて、みんなやってる事でしょうW

正に、真理をついた言葉ですね( ´ ▽ ` )ノ
策士でもある浦原らしい、名言だと思います。確実にBLEACH名言集入りですね(*^_^*)

アスキンの方は、そんな浦原に敵ながら感心している様子ですね。でも、グリムジョーに手刀で突かれ、とうとう…‼悲しいです…(つД`)ノ きなこはアスキン、ホントに好きだったよォ‼
『癪だから、致命的だとは言わないでおく』と言う台詞がまた良い‼こんな所がアスキンの憎めない部分なんですよ^^;

アスキン・ナックルヴァール。結局マユリとは戦いませんでしたが、王悦、一護、夜一、グリムジョー、浦原と、いい戦いをしました。強かったよ、アスキン‼。・゜・(ノД`)・゜・。

毒の濃度も高まり、グリムジョー、そして浦原も血を吐いて倒れてしまいましたが、ネルが助けに向かってるので大丈夫でしょう。だって未だ、浦原と夜一との過去話してないし(¬_¬)
思いの外、浦原のターンが短かった様な気がしますが、夜一との戦いを入れたら、ナックルヴァールとの戦闘も長いですしね。ここらで終結するのは納得です。
にしても、浦原の卍解、凄かった‼やっと見ることが出来て、感動しました‼(*☻-☻*)
タイトル部分の、苦悶の表情を浮かべる浦原…超カッコイイ‼血とか傷とか大好きなので、きなこは萌えてしまいました‼^^;

次は『ジェラルド 対 日番谷・白哉・剣八』の戦いとなりました。巨大化した敵といい、破面篇を彷彿させるものがありますが、これは久保先生考え有っての事ですから、どうなるかが楽しみです^^;
でも、剣八が復活してるんだからマユリも……などと、いま妙に期待している、きなこなのでした(*^_^*)

★話は変わりますが。皆様、沢山の拍手ありがとうございます(*^_^*)今月は閲覧者さま、多いようです。春休み期間中だからですかね。
励みになります‼本当にありがとうございます‼
宜しければ、またお越しくださいませm(_ _)m

きなこあずき

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