OTHER

□ツンデレ王子と泣き虫姫
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 今日も部活だ。天馬たちが入部してから、いろいろなことがあった。フィフスセクターの反乱分子になり、様々な敵と闘ってきた。

 疲れを感じながらサッカー棟に足を踏み入れる。誰もいないここは、部員で賑わう時とは似ても似つかなかった。

 着替えを済ませ、
「剣城…」
「こんにちは、キャプテン」

いつの間にか来ていたらしい剣城は鞄を置くと着替え始めた。

なんとなく目を逸らし、他の部員の到着を待つ。
剣城と二人きり、あまり
「キャプテン…」
「な、なんだ?」

いつの間にか隣に座っていたらしい剣城は突然、顔を近づけてくる。

「隈、出来てます」
「え…?」

何かと思えばそんなことか、そう流そうと思ったが剣城がここまで小さな変化に気づく奴だと思いもしなかったため、急に恥ずかしくなってくる。

「霧野先輩あたりに甘えればいいじゃないですか、たまには」
「…ぇ、は…」
「はい?」
「お前は、甘えさせてくれないのか?」


 その言葉を聞くと、剣城は顔を真っ赤にしながら俺の肩に手をゆっくりと伸ばし寄せてきた。いつぶりかわからない、人の温度に触れた瞬間。

このときだけは、すごく落ち着いていられた。

―――――

京拓が好きすぎて書いてしまいました(爆)
たっきゅん可愛いよ


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