06/16の日記
01:10
NGライフ
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こんばんわに。
音楽パロを放っておいて、短編を書いたりしていたのですが、行き詰まっていると何やってもダメですね。
書き終わってから、矛盾点に色々気がついて・・・
コウが拾われたのって冬なのに、虫の音は聞こえんだろうとか。
辛うじて春ということにして、でもそうすると黎深さまは国試で屋敷にいないだろうとか・・・
ダメダメすぎてあとがき書く気にもならんかったわ!!
という言い訳(笑)
停止していた音楽パロは細々と書いております。
近日中に更新予定。
更新前に、ちょっとしたおふざけ話を書いてみました。
『小さな音楽会』P13より(NG集的な)
【Take?】
「……悪いが、急ぎだ。お前のお喋りに付き合ってる暇はない」
普段なら「うるさい」だの「だまれ」だのと怒鳴り付けてやるが、今はそんなことをしている場合ではない。
楸瑛に背を向け、階段を下り始める。
「絳攸!」
背中から楸瑛に名を呼ばれ、まだ何か用かと振り返ろうとした瞬間、何かが宙を舞った。
どうやら自分に向かって投げられたものだと気付き、慌てて受けとめる。
受け止め・・・
「はーい、カットオォォォ!!」
受け止められなかった帽子が、階段に落ちる。
何処か寂しげに・・・
もう何度目になるだろうか。
そろそろ、Takeいくつだか分からなくなってきた。
「絳攸・・・取れないんだったら、もういっそ手渡しでも・・・」
「う、煩い!!次は絶対に取る!!」
「・・・分かった。じゃあ、次は成功させよう」
「・・・あぁ」
たかが投げた帽子を受け取ることに、こんなに神妙な顔をする人がいるだろうか。
思わずそう思うくらい、絳攸は神妙に頷いた。
【Take??】
「絳攸!」
背中から楸瑛に名を呼ばれ、まだ何か用かと振り返ろうとした瞬間、何かが宙を舞った。
どうやら自分に向かって投げられたものだと気付き、慌てて受けとめ・・・
受け止め・・・?
帽子、何処にいった?
「しゅうえ・・・」
階段の上にいる楸瑛を見上げると、満足そうな顔で頷かれた。
そうして、頭を指さす。
「頭・・・?」
「・・・っ!!」
絳攸は、自分の頭上に乗っていた帽子を握りしめた。
「ば・・・馬鹿かあぁぁぁ!!乗せてどうする、乗せて!!」
「もういっそ、その方が早いかなぁと思って。それにしても、一発で的中とは・・・流石、私」
「・・・絶対、取る」
「懲りないねぇ」
「煩いっ、常春!!ぜっっったいに、取る!!」
果たしてTakeいくつまで続けたのか・・・
今となっては謎である。
Fin.
絳攸は球技が苦手そう。
だから投げられた物をなかなかキャッチできない。
楸瑛が投げた帽子が、スパンッと絳攸の頭上に乗るのも、それはそれでいい気もする。
しかし完全にギャグになるので、『小さな音楽会』ではカットせざるを得ない(笑)
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