会長はメイド様!
□甘い罠
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「はぁ?」
相変わらずコイツは変態宇宙人なんだなと思った。
何せ…
「だ〜か〜ら〜これきてみてよ〜」
そう言って碓氷が取り出したのはチャイナドレス
しかも、スリッドが太腿のあたりまで入っている
「アホか!こんなもん着るわけないだろ!」
そういうと奴は
「だって〜この前メイド・ラテで着てたチャイナドレス可愛かったんだもん」
と少し拗ねたような表情をする。しかし一変してニヤリと笑ったかと思うと
「ねぇ…美咲ちゃんご主人様に見せてくれないと…お仕置きになるけどいいの…?」
耳元で囁かれる声に思わず体がビクッと反応してしまう
顔に熱が溜まっていくのが分かる
「卑怯だぞ…」
震える声で視線を逸らしながら呟くと、私の体を包み込み
「…着てくれるよね?」
そう耳元で囁かれる。そうすればもう私は逃げられない
仕方なくうつむいて、小さくうなずく。
そうすれば奴はニヤリと笑って私にそれを手渡す。
「じゃ、着て」
「分かったから。向こうの部屋借りるぞ」
そういうと碓氷は
「え〜ここで着てくれて全然構わないんだよ」
と言いやがったので、私はそんな奴を一睨みして部屋に入る
…変態宇宙人め