本棚▼デュラララ!!
□俺の臨也が一番可愛い！【シズイザ＋ツガサイ＋デリ日々＋つくろぴ】
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「やっぱ本物の臨也が一番可愛いだろぉが」
「サイケは素直で可愛いと思うが…」
「いや、時代は日々也みてぇな王子様キャラがノリにのってるんだぜ☆」
「ぼ、ぼぼ、ぼくの、六臂さんも…か、かわいい、ですよっ…！」
えーごほん。ここは平和島静雄宅。
何でこの俺、折原臨也がナレーションをしているのかというと、誰も回想をやりたがらなかったからです。はい。作者の都合です。サーセン。
「ふざけんな。所詮テメェら派生キャラだろ」
「所詮とはふざけたいいようだな！静雄！」
「デリ雄、座って」
「う、生まれてきてごめんなさぃ…」
あーあ。早速月島小さくなっちゃったじゃん。
ってか所詮派生キャラっていうのは確かにふざけてるよね。俺のサイケはあんなにも可愛いのに。他が可愛げなさすぎるだけなんだよ。
「静雄、派生キャラにこそ本当の愛が生まれるんだよ！」
「あぁん？」
「どういう意味ですか？デリ雄君」
まーた変な理由じゃないだろうねぇ？
俺の予想とは裏腹に、デリはいたって真面目な顔で、
「オリジナルには原作という名の鎖があるだろ？」
「ッ！！？」
ッ！！？
「所詮お前らは原作の中でもがき、24時間戦争ばっかしてりゃいいだろーが！つーかそういう運命なんだろ！？ｗ」
「くっ…」
「成程。確かにオリジナルにはその点では不利ですねぇ」
…驚いたなぁ。デリ雄がこんなに頭の回転いいなんて。本当にシズちゃんの派生なワケ？ｗ
「う、うっせぇえ！！所詮てめぇらは俺がいなきゃ存在しないもんだろぉが！！」
「それ言ったら終わりだろ！！」
「うっせぇ！！殺るか！？表出るか！？」
「おーおーやってやるよ！表出ろよオリジナル！」
あーあ。喧嘩になっちゃった。誰か止めてあげてー。
「あの、じゃぁ相手の一番好きだと思う部分を言ってみたらどうですか？」
お、ナイス進行役津軽！
「好きだと思う箇所〜？」
「俺は断然あの俺様キャラかなぁ！だけど夜はすっげぇ可愛い声で鳴くんだぜ？」
「サイケは…やっぱり純粋で素直なところが一番だと思います」
「ろ、ろっろ、六臂さん、は、すごく、尊敬できますっ！」
それ、好きな理由なのかな？六臂が聞いたら怒ると思う。
ってかさっきから黙ってるけど、シズちゃんは？まさか俺のこと好きな部分何もないってわけじゃぁー…
「…す、好きな、ところ…」
本気で悩んでるしィ！！どんだけ冷や汗かいてんだよ！ひとつぐらいあんだろ！！キスするときが可愛いとか、仕草がいちいち可愛いとか！そのくらい普通に言えよ！ばかっ！
「…」
「うわｗオリジナルひでぇｗｗｗ」
「それは、流石に…」
「ひ、ひどいですっ静雄さんっ」
おい。月島にまで攻められてんぞ。いつまで黙ってるんだコノヤロウ。
いい加減目から汁が零れてくるんだけど。
「好きなところ…全部だから。一番なんてねぇんだよ」
「「「！！」」」
へ…？
「テメェらだってそうだろぉが」
「…まぁ、確かにぃー」
「そうですね」
「し、静雄さん、かっこいいっ！」
あぁもう！
これだからシズちゃんのこと大好きなんだよ！
-----------------------
管理人・ゆーかん
ただのネタ小説でしたー笑
安心のシズイザオチ。