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情報屋さんの素敵な日曜日【シズイザ+その他】
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大通りに来たところでまたも俺とシズちゃんの逢引を邪魔する輩が…

「お、イザイザだぁ〜♪」
「ホントッスね!」
「…おお、臨也か」
「ドタチンだー♪」

ガバッとドタチンに抱きつくと、いつものように狩沢が騒ぎ出す。

「ドタイザ!ドタイザ!ktkr!」
「か、狩沢さん!落ち着くッス!」
「…はぁ(ここに静雄居たら殺されるぞ、俺)」
「ドタチン、シズちゃん見なかったかい?」
「え?静雄を探しているのか?」
「シズイザ!?ドタイザと見せかけてのシズイザなのね〜♪」
「狩沢さんっ!落ち着くッス〜〜」

遊馬崎は狩沢を引き摺ってワゴン内へつれていく。
俺とドタチンは話をまき戻す。

「…えーっと、静雄だっけか。今日は特に何も目立ったことはなかったからな…」
「そう。今日は喧嘩してないんだ」
「あ、いや…お前が行ったら喧嘩にならないか…?」
「まぁなるだろうけど、ね」

シズちゃんってツンデレ?
家入るとめっちゃ甘えてくるくせに←

「…あまりお勧めしないが、サンシャインの方で見た気が…」
「ありがとドタチン♪大好き♪」
「…そりゃどうも…」

ドタチンの困った顔最高に面白いよね。
さ、早くシズちゃんに会いに行こう。
と、俺が東口に向かって歩いていると聞き覚えのある音。

≪ヒヒィイン…≫

(お、運び屋か)

シズちゃんの友人その1。
首なしライダーことセルティ・ストゥルルソン。彼女ってすっごくシズちゃんと(化け物同士)仲いいから嫉妬しちゃうよね。
シズちゃんはもっと俺を愛するべきだと思うんだよ。だって俺はこんなにも思ってるのにさ。
…そういえば、最近シズちゃんなんかに後輩で来たって情報あったなぁ。ヴァローナだっけか。あいつ、のこのことシズちゃんのとこ戻ってきてさぁ。いい神経してるよね。

「あ、運び屋」
「!≪臨也か」
「やぁ、お仕事オツカレサマ」
「…≪知っていたのか」
「そりゃぁ、情報屋ですから」

俺が不敵な笑みを浮べると運び屋は≪仕事中だから≫と急いで俺の元を去っていく。

「お気をつけて」

俺が苦手なのは分かるけど。あんなあからさまな態度取られると結構傷つくなぁw



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