本棚▼デュラララ!!
□5/4臨也の誕生日【ALL】
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むかしむかしあるところに、イザデレラという美しい女性…に見える男性がいました。
「女体化するとか思いつかないのかよ」
メタ発言禁止!!
そして私は女装は好きだが女体化はあまり好きではない!いや萌えるけども!女装のほうが萌えるんだよ!
「…はいはい」
えーそんなわけでイザデレラは今日も一生懸命掃除をしていました。っとそこに、次女の正臣がやってまいりました。
「いーざーやーさーん♪ちゃーんと掃除してますかぁ?」
「うわぁ。すっげぇハラタツー☆」
「働けカス☆」
イザデレラは毎日毎日こんな酷い仕打ちを受けながらも、一生懸命に働いていました。
いつか素敵な王子様が現れることを夢見てー…
「…はぁ、誰でもいいから早く迎えに来いよ。魔女とか早く出してよ」
そんなに早く登場しちゃ面白くない。もっと苛められないと。
「…アンタ、ドSなのかドMなのかはっきりしろよ」
私はドNです!どっちでもオッケー!
「どーでもいい情報ありがとう」
イザデレラは今日も働き詰めです。
---そのころお城では
「あぁ?舞踏会?」
「うん。静雄のお嫁さんを決める舞踏会を開くんだ」
執事の新羅が静雄王子に提案をする。が、彼はあまり乗り気ではないようだ。
「めんどくせぇ。いいよ、どうせ選ぶのはのみむ」
「さぁあああ!!準備しようか王子!!」
「むぐー」
「当日はどんな衣装がいいかな!?やっぱりかぼちゃパンツ!?」
「死にてぇか?」
ごめんなさい。(土下座)
そんなこんなで舞踏会は満月の夜に決行されることとなりました。
満月まであと1週間。イザデレラは舞踏会へといけるのでしょうか?
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「イザデレラ!そこ!まだ埃ありますよ!」
「そうです。キビキビしてくださいよー」
次女の正臣と末っ子の帝は鞭でイザデレラのお尻をたたき出す。
「…いたい。俺もう帰りたい…」
まぁ、もうちょっと絶えてくださいよ。
「そうですよーwwwこんないい気分になったのはいつ以来でしょうかw」
「イザデレラー!働けー!」
うっと涙を堪えるイザデレラ。…可愛いなこの。
とナレーターの隙を狙って窓から逃げ出していくイザデレラ。
おいこら待たんか!!
「もうこんな生活いやだ!新宿かえごふっ!」
メタ発言禁止って言ったろーが。ごらぁ。
「…」
ここで逃げ出したらシズちゃんは誰のものになるのかなー。あ、やっぱ杏里ちゃんかなぁ。
「…え?」
残念だなー。これからはシズイザサイトならぬシズ杏サイトになってしまうのかー。残念だなー。非常に残念だなー。
「え、ちょ。待って。やだ」
やだって可愛いな畜生。
「いいよ!やってやるよ!!あんなパッツン眼鏡っ子より俺のほうがシズちゃんとお似合いだってこと思い知らせてやるよ!!」
よく言った!!それでこそ臨也さん!
「そうと決まれば…、ドレスだよなぁ」
そこらへんはご心配なく♪
イザデレラが舞踏会に着ていくドレスがないと困っていると、どこからともなく黒い馬にのった首のない魔女が現れてきました。