モノクローム

□極彩色の海へ
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何の変哲もない代わり映えしない毎日を…モノクロームの日々をただ何となく過ごしている。そう考えたことはありませんか?







私は物心がついた時からずっと平々凡々な人生を送っていた。顔は生きていく上には特に問題はない。
そういえば前に「名無しさんの顔って中の中だよね!」って言われたっけ。あの頃はボーッと受け流していたけど、今考えると普通に悪口だったよね、うん。


他にも特技と言われても何も思いつかないし、寧ろ趣味は?と言われても考えてしまうくらいごくごく普通の女の子なのだ。





だからこんな平凡な日々が、これからもただ何となく続いていくんだと思った。




しかし私の日常はガラリと色を代え、鮮やかになってしまった。…今、考えてもなぜあの人の目に止まったのか、不思議でしょうがない。




つまり何が言いたいかって言うと、モノクロームの中には色がよく映えるってこと。






極彩色の海へ
(迷わず進めるかな)





-continue-




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