スターダスト

□そんなの、どーだっていい
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初校長と過ごして何日経ったのか分からない。もしかすると何十日、何百日と過ごしたのかもしれない。でも私はただ彼のそばにいて、何となく過ごしているだけ。




何の意味があるのか、分からない。というか、初校長の考えていることが分かった試しがない。







「名無しさん…」




彼が私の名前を愛おしそうに呼んで、口付ける。こういう形も愛なの?
彼に口付けられながらも、頭の中に思い浮かぶのは棗のことばかり。






「何を考えている?」


『貴方のことだけを』




それが満足な答えだったのか、彼がフッと微笑んだ。こんなママゴトみたいなことを続ける意味はあるの?それでもこんなことでみんなや棗を守れるならいい。





しかしきっと今だけしか続かないだろう。きっとまたみんなの任務が始まるような、そんな気がする。そんな悪い予感が当たらなければいいのに。







『私はずっと貴方のことだけを考えています』



念押しのようにもう一回。また初校長が微笑んだ。そして私の手をひいてベッドに倒れ込んだ。今夜も貴方の腕の中。







そんなの、どーだっていい
(それは彼らを守るためだから)






-continue-





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