ただいま跡部家のベッドの中。もう少しで夢の世界に旅立ちそうな心地いい時間。家のベッドとは比べ物にならないくらいフカフカしていて、寝心地が違う。「おい、名無しさん!お前、いつまで寝てやがる」あと少しなのに、俺様何様跡部様っていうか私の彼氏の景吾の声が聞こえた。まあ、このベッドの持ち主。『(いいや…、寝たふりしちゃえ)』景吾より睡眠……、そう考えた私は甘かった。そう、どっかの1年の口癖のまだまだだねってくらいに。. →次へ [戻る] [TOPへ] [しおり] カスタマイズ ©フォレストページ