同い年の少年の命が縮まっているとは、一体どういうことなのか。
まだ子供でまだ幼いと、初等部に通う年齢だけれどそんなことは分かる。
それなのに棗の命が縮まっているってどういうこと?…私はそれを聞きにペルソナのもとへと向かった。
『ねぇ、ペルソナ。…棗は命を縮めるタイプなの?』
「…いきなり何だ」
『だってずっと病院通いしているし…、たくさんアリスを使うと苦しそう。そうなんだよね?ペルソナ…』
ペルソナがフッと笑って私の問いに、そうだと応えた。
同じ危力でよく一緒に任務をしているのに、何で今まで気付くことが出来なかったのだろうか。
自分の愚かさに苛立ちを覚える。
.