そのいち

□心配するな
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一緒の危力で共に戦ってきた同い年の名無しさん。
最初は体力はないし、ただの足手まといが入ってきたと思っていた。



……別に興味ない。
それがあいつに対して、最初に抱いた思いだった。





しかし気付いたんだ。戦いの最中で凛とした姿が、そして強く真っ直ぐの姿勢。全てが同い年に思えないくらい、綺麗だと思った。





なるべくそばにいたい。守ってやりたい。そう思う女になった。






よく話すようになって、教室でも任務中でも一緒にいるようになった。
自分は名無しさんにとって特別な存在。そんなことを思っていた。





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