アラウディの…部下?
□私の日課編
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書類を届けに、アラウディの部屋に来た知火。
しかし、アラウディに驚かされ…書類を落としてしまう。
「ご、ごめんなさい! すぐに拾います!」
知火は慌てて、落としてしまった書類を拾い出した。
「…………」
――ぐい!
「あ……!?」
アラウディが知火の腕を引っ張り、自分の膝の上に乗せた――。
そのせいで、拾った書類がまた落ちる。
「……???」
「くすくす……君、面白いね」
状況がまだ理解出来ていない、知火。
「……!!!!//////」
やっと、状況を理解した。
「…………」
さら……。
「…!!///////」
アラウディが……微笑しながら彼女の髪に触れる――…。
「君……髪…綺麗だね」
「!!……あの…私…//////」
ぐい!
知火が膝から降りようとすると、アラウディが腕を掴んで止めた。
「!!? 離して下さい!!//////」
「やだ」
「?!! 何でですか!?//////」
「面白いから」
黒い笑みを見せるアラウディ。
「なっ!? 何ですか! それ!//////」
「それより、膝枕してよ」
「★×※△#?!!///////」
思いもよらない発言に、言葉にならない声を出す知火。
「ひ…膝枕?!!////////」
ひょい!
「あ…!?///////」
アラウディは、彼女を軽々と抱き上げ――ソファーに座らせた。
「夕食まで、起こさないでね」
「え…あの…//////」
戸惑う知火を無視して、アラウディは彼女の膝に頭を乗せて寝始めた――…。
「ぁぅ………//////」
「すぅ……」
「………かゎいぃ…/////」
ポツリ呟き――
さら…と思わず、アラウディの髪に触れると……。
「…きゃあ?!!」
アラウディが起き上がり、また膝に乗せられた。
「そんな事されると、眠れないんだけど?」
さら……。
アラウディの指が――知火の髪に触れる…――。
さぁ……何して遊ぼうか――?