遊び!遊ぶ!遊べ!

□嵐とケンカ編
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「十代目から連絡は受けていたが……」


まじまじと僕を見る獄寺さん。
……何なの、てか、見て欲しくないんですが。


「こんなガキだったのかよ」

「ガキじゃありません!!」


今のは、カチンと来たよ! カチンと!


「あぁ? どー見てもガキだろ」

「失礼ですね! 未来の雲雀夫人に向かって!」

「はぁ?! まさか、ヒバリの彼女かよ!」

「そう…ごぶ!!」


何かが僕の後頭部に!!
な、何が飛んできたんだ…!!


「…ト、トンファー…!?」


なんと、投げられたのはトンファー。
となると、投げたのは一人しかいない。


「雲雀さん! 未来の妻がケガしちゃいます!」

「捏造しないで。咬み殺すよ」


殺気に満ちた目だけど、そんな貴方も素敵ですよ!


「どうぞ! 雲雀さんが望むなら、そういうプレイも…ぶっ!」


バシッ! と僕の頭が後ろから叩かれた。
叩いたのは…獄寺さん以外いるかァァ!


「何をするんですか!」

「うるせぇ! 聞いてる方も気持ち悪くなるような事を言うんじゃねぇ!!」

「またまた失礼ですね! 貴方なんて、姑人(しゅうと)さんですよ! 意地悪する!」

「誰がだ!! また爆破されてぇのか!」

「ほら! 姑人じゃないですか!」

「違げぇ!!」


――結局、僕と姑人さん(獄寺さんね)の口喧嘩は続き、気付いた時には夕方で……。
ボンゴレ屋敷に帰った姑人さんは、綱吉さんに散々いじられ、僕は雲雀さんのアジトに行ったけど――


「がふ!!」


本日二度目のトンファーを、今度は顔面に受けました……。
姑人さんのせいだぁぁぁ!!!



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