詩。

□駆け出す明日
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きっかけは 忘れたけど
いつだったか 気付いたんだ
明日が来る 保証は無いって
今日の先に 必ず続きがある訳じゃない

張り切って生きる 人達を見て 僕を見て
「焦りすぎだよ」なんて 君は笑うけど
そんな事無いと思うんだ
生き急ぐくらいが 丁度良いんだ
僕等には きっと

正直に言うよ 怖いんだよ
立ち止まった瞬間
終わりが来るんじゃないかって
明日の来ない 今日は
陽が 沈んだら
どうなるんだろうって
そう考えたのは いつだったか
忘れたんだ 忘れたんだけど
確か その時に
太く 長く 生きたいって
ぼんやり 思ったんだ

だから 笑わないでよ
全速力で 明日を迎えに行く僕を
今日の続きを 見たがる僕を








→あとがき。
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