青エクNovel
□兄上探索日記in秋葉
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リズムの良い足音をたてながら、アマイモンは歩いていた。
周りの人間からは、「写真撮っていいですか?」と聞かれたり、興味深そうに見られたりしているが、アマイモンはそれを完全無視して歩き続ける。
此処は、秋葉原。
何故アマイモンが秋葉原にいるかとゆうと、
メ「私は今日秋葉原とゆう日本文化溢れる聖地に行ってくるぞ。お前も少しはアッシャーを楽しんだらどうだ?、、、とゆうことで行ってきます♪」
メフィストのこの言葉のせいだった。
アマイモンはメフィストが秋葉原に出掛けてから一時間程ヒマを持て余していたが、メフィストから聞いた言葉を思い出し、今に至る。
だが。
ア「兄上は此処の何処が面白いと言っているのだろう、、、つまらないゴミ箱のような場所じゃないか。」
アマイモンにとって秋葉原はただ人間が多いだけの場所だった。
そのため、アマイモンは観光するのをやめ、メフィストを捜しているのだ。
ア「兄上と合流したらせっかくだから兄上とお揃いの浴衣を買ってもらおう、、」
メフィストと必ず合流できる事前提で足を進めるアマイモンだが、この広い秋葉原の中でそう簡単に見つかる訳もなかった。
数分後、アマイモンは仕方なく携帯を取り出しメフィストに電話をかける。
すると。
プルルル、、プルルル、、
ア「、、、、」
『えー、こちらメフィストフェレス。只今電話に出たくないので、今から一秒以内にご用件をお伝えくださーい☆』
ブツッ
メフィストが自分で録音したと思われる声の後、一瞬で電話は切れてしまった。
ア「・・・・・・・」
ア「・・・やっぱり捜すしかないか」
アマイモンは携帯をしまい再び歩き出す。
本当ならばゲヘナでくつろいでいれば良い話なのだが、アマイモンにとってはメフィストが居ないと退屈で仕方ないのだ。
ア「この気持ちは一体どうゆう名前なんだろうか・・・・」