※夢主=○○

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「こんにちはー!」
「あ、○○先輩だ!!」

部室に入ると、松風くんが出迎えてくれた。
こう言う素直な子、可愛いなあ……。
私は部室を見渡す。
松風くんと西園くんと、剣城くんと狩屋くんと、影山くん、そして葵ちゃん……。

「一年生しか居ないのか」

何で毎回全員揃わないんだろ……?
まあ、私が早く来すぎてるからかもね。

「またクイズを出しに来たのですか?」

葵ちゃんが私に近付き聞いてくる。
それに私はそのつもりだよー、と応える。

「よーし、今度こそ剣城より速く解くぞ!!」

西園くんは凄く意気込んでいるようだ。

「○○先輩、早く早く!!」
「じゃあ、問題出しますか」
「別に慌てなくても……」

狩屋くんの野次を無視。



問:季節は春→夏→秋→冬 の順番に巡ります。
しかし、あるところでは秋→夏→春→冬 となるらしいです。
では、そのあるところとは一体何でしょう?




「そんなところがあるの?」

松風くんが影山くんに尋ねる。
影山くんは急に話を振られて驚いていた。

「え!? う〜ん……北半球と南半球では季節が違うって聞くけど……」

真面目に悩んでるけど影山くん、違います。
北半球と南半球は関係ありません。

「○○先輩、ヒントはありませんか?」
「お前、諦め早すぎ」
「だって難しいじゃん!!」

そして、松風くんと狩屋くんとのやりとりが始まる。
今回出せるヒント無いんだけど。

……そういえば、さっきから剣城くんが黙ったままだ。

「……剣城くん、分かった?」
「…………」

首を左右に振る。
まさか、考えてないとかじゃないよな?
西園くんと葵ちゃんも何だろうね、と会話している。

……さてどうやってヒントを出そう?


次からヒントタイムです。
自力で考えたい方は、この先を読むのはお勧めしません。


キリ番や感想など、何かありましたらどうぞ。



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