しょーと
□新月と湖
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真夜中。
ふと寒さを感じて目を覚ました。
ふとんを引き寄せ寝返りを打つ。
しかし残念ながら、目が冴えてしまったようで寝付くことは出来なかった。
仕方なく寝ることを諦めて、夜風に当たろうとそこらにあった上着を掴んで外に出た。
外は思いの外暗かった。
そのまま散歩しようと道なりに歩く。
たしかこの先には湖があったはずだ。
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