D.Gray-man長編
□第3夜 黒の教団破壊事件
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今は船の上任務が終わり教団に帰っている。
いや、返されている
ユウと次の任務を行こうかと思っていたが怪我がなんやらこんやら言ってくるので教団に帰ることになってしまった
「リンって案外大人しいんですね」
下向きすぎて酔っただけ
体を起こすだけで気持ち悪い
「怪我…治さなくて良かったんですか?
あんなに酷かったのに…」
“似非紳士”だよ。大概の女の子はこれにいちころだね!
『治ったよ1000年前にね』
「意味がわかりません。嘘つかないで下さい。だから教団に連れて帰ってるんですから」
本当に治っていると言うのに。
『嘘じゃないって−…。
ほら、ね?』
上の服を脱いでギリギリ胸を隠し(いや、ブラは付けてるよ…)アレンに背中と前を見せた
「///なっなんで?!あんなに怪我してたのに」
『まぁイロイロ力を使うとこうなるわけだよ!!』
仰天したアレン。
『あ、でも私が使ったのは秘密ね。
コムイさんとユウにばれちゃ面倒なことになるから!』
ニコッと笑うリン
「何で秘密…なんですか?」
ウッカリと言ってしまったリンは思わず“あ”と口を押さえた。
『き、気になる?』
「少し…」
口軽そうだし。
それと…………
“仲間じゃない”
信じてないしさ
厄介事はごめんです!
リンは笑顔で首を横に振る
『教えな−い♪』
リンは、そう言う。
「…神田は知ってるんですよね」
『神田は…知ってるんですか?って?
ユウはう〜ん…深くまでは知らないよ?』
「(深くまで?)そうなんですか…信用されてないのかと…」
いや、信頼なんてしていないよ。
言いたいけどいわない、ユウは例外だけどね。
『皆、信頼してるよ。アレンの事
教団に居る皆は、友達だからね…いや、家族かな』
簡単な嘘。これで皆だまされる
「リンのこと信頼しています」
『ありがと!』
船が止まった。頃の教団到着