短編
□アキッドの恋愛
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「ごめん 城戸ちゃん待った」
「いっいいえ 待ってないっす」
ここは劇場前広場。
2人は晴れて(?)恋人同士になりはじめてのデートだった。
デートの前の晩自宅で、城戸はある決心をしていた。
『・・・男同士ってケツの穴に入れるんだよな〜。。。』
城戸は、視線を下に向け、、、
頭を抱えた。
「無理! ! !やっぱ無理! ! ! 入れるも、入れられるも無理だ! !明日会ったら断ろう! !」
秋山の自分に告白した顔を見た瞬間なぜか勝手に、口が動いてしまったのだ。
秋山は、恩義もあるとしかし恋愛対象としてはやっぱりというか男同士は如何なものか・・・・
「じゃ…どうしようか? 晩飯には早すぎるよね〜」
秋山は金の腕時計を見る。
城戸は、秋山の伏せ目を見たらなぜかドキドキしてしまった。
その視線を気付いた秋山は、
「ん? どうかした?」
城戸はぶんぶんと首を振る。
「城戸ちゃん そんなに首振ったら目が回るよ」
と秋山は城戸の頬を触る。
城戸は反射的に、秋山の手を払う。
「・・・・あっ」
秋山は、払われた手を見て、城戸を見る。
そとて気にしていないように、にっこりと笑い。
「ごめん ごめん」
城戸は顔を伏せ、何も言えなかった。
秋山は、とにかくここを離れよう と言い
歩き出す。
「城戸ちゃんは何処行きたい? て言っても 神室町だけだけどね」
____気にしてない? _____
城戸は、秋山の顔色を見るが、分からないでいた。
「城戸ちゃん? もしかして具合悪い?」
「え? なんでですか?」
「城戸ちゃん大人しいし 具合悪いならまた今度にしてもいいよ?」
城戸は、もう一緒に居られないのか?とか思う自分が居た。
そんな自分が嫌で、
「すっすんません! ! 今日は帰るっす! !」
「えっ? 城戸ちゃん どっどうたのー?って行っちゃったよ」
続く(笑)